このドラマを観た時期、キム・ナムギルさんがマイブームで、他のところでもよく目にするという偶然。

とても前から名前だけは耳にしていて、気になっていた俳優さんです。

 

お話はやはり、私の好きなタイムスリップもの。タイム○○は全般的に好きです。

とても腕のいい鍼灸医ホ・イムが王の施術に失敗し追われる身となり、追い詰められたところで朝鮮時代から現代へ。

このホ・イムが相当お気楽な奴で、いきなり現代に来て戸惑いはするものの、まーまー楽しそうなこと。

そこにドラマなんで訳ありな人物が大勢絡んできます。その中にホ・ジュンも登場します。

ホ・ジュンと言えば、かなり前、地上波で何となく観ていたあのホ・ジュン。ひょんなところで役立ちました。

そう、このホ・ジュンのタイムスリップももう少し深く知りたかったな。

 

前半はホ・イムの物分かりの悪さ?いや、物分かりが悪いわけじゃないのよね。あちらの世界では天才的な鍼灸医なので、普通にこちらの世界でも医療行為を始めようとするのは何なんだ?純粋なのかも知れないけど、ちょっとしつこくてイライラしました。

で、我慢して観ているうちに「なるほど、キム・ナムギルさんって演技がうまいんだなぁ」と感心し始めます。

名優さんなので、それは当たり前なんだろうけど、コミカルな時って表情が本当にお間抜け(ごめんなさい)なんです。こんな顔しちゃうんだとこちらが心配になる。

シリアスなところはググッと引き付けてくれる。見た目は津田寛治さんと思ったけど、演技を観ていたらちょっと雰囲気が役所広司さんっぽい。

 

それにしても、あっちとこっち(彼にとってはどっちがあっちで、どっちがこっちなんだろう??)を行き来する手段が危険過ぎる。そんなこと繰り返していたらいつか本当に死んじゃいそう。でも、最終回からしてもうそんなことはしなくてもいいのかな??

 

私にとっての初キム・ナムギルさんがこの作品でよかったのかな。