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第三の外来魚問題

ルアーフィッシングのイラスト

みなさんは第三の外来魚問題というのをご存じでしょうか。第一の外来魚問題は国外からの移入種、第二が国内での移入種、そして第三の外来魚が錦鯉などの改良された国産種の問題です。

当然、改良メダカも本来野生化にはいないので、第三の外来魚となります。今回は改良メダカを飼育している方にはぜひ知ってもらいたい第三の外来魚問題についてお話しします。

 

錦鯉などはすでに日本各地に放流されていて、本来の野鯉が姿を消している

赤い鯉のイラスト

鯉を例にあげると分かりやすいと思います。日本各地の様々な池や河川で錦鯉を見かけ、この錦鯉は野鯉と交配して本来の野鯉の遺伝子と混ざっていき純粋な日本にいた鯉というものはどんどん少なくなっていきます。

放流した理由は川に錦鯉がいると綺麗だと思うから、だとか飼いきれなくなった錦鯉を近くの河川に放流した、などだと思います。

昔は生態系や自然環境への認識が甘かったのでこのようなことが日本各地で起きたのだと思います。

しかし、環境問題や外来魚問題などへの意識が高まるとともに、国内の生態系を保全するという動きが活発になってきています。

このような世の中で改良メダカが野生化してしまうことは全改良メダカ飼育者が後ろ指を指される事態にも繋がり、自然環境への影響は勿論のこと、改良メダカ業界への悪影響を及ぼします。

 

改良メダカは手軽に飼育できるが飼育者にはモラルが必要

メダカのキャラクター

安価で購入できるヒメダカなども当然改良メダカです。気軽に購入して飼育を楽しむことができますが、日本の気候に適応している魚であるために飼育を行うにはモラルが必要になります。

それは、絶対に野生化にメダカやその卵を流入させないということです。メダカは非常に小さな魚です。飼育水を直接排水溝に捨てた際に卵や針子が混入してしまうことがあるかもしれません。そういった事態は許されることではありませんので飼育には最新の注意が必要です。

これは、改良メダカを飼育していくために絶対に守らなければいけないことです。

 

10年以上前ガーパイクが特定外来生物に指定されることを予想できた人はいたでしょうか

アリゲーターガーのイラスト

10年以上前に私はガーパイクを飼育していましたが、まさか将来、特定外来生物に指定されるとは思ってもみませんでした。そして、今後アメリカザリガニも規制の対象になります。未来は誰にも予測できません。10年後20年後、将来にわたって改良メダカを飼育していくために第三の外来魚問題について私たちは知っておく必要があります。

近年のメダカブームで大量にメダカ飼育者が増えました。モラルの良い人もいれば悪い人も当然います。そして、目立つのはいつだってモラルの悪い飼育者です。 「改良メダカを飼育している人は環境問題に理解があって、モラルが良い」他のアクアリストからこれくらいに思われるレベルでないといけないと私は考えています。

 

 

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