おはようございます![花](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/663.png)
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『まっいいか〜。』『なんとかなる!』
が口癖の訪問看護師雪ん子です。
最近のお仕事について…
私の担当のTさん。
30代男性。一人暮らし。就労支援に通所されてる。
夜間不眠、不安障害あり。家族とは疎遠
訪問看護導入後、2ヶ月程はTさんから発する言葉は『はい。』 『いいえ。』だけの一問一答。
そして、訪問回数にして20回くらい
Tさんが話をして下さった。
『おじさんが、僕のお金を勝手に使うのです。』
おじさんとは、どうやらお母さんの彼氏らしい。
実際、精神疾患を患ってる方の、預貯金、工賃を使い込む家族がいるのは確かです。
そして、Tさんが
『おじさんが、外は危ないから仕事以外では
でないで!』と言うから家から出られません。
『僕は休みは遊びに行きたい助けて』と
私は、Tさんの病歴をみて疑うことはなく、Tさんの為に何とかしないと!と思い、就労先、相談員さんから情報を集めました。
そして、分かった事はTさんが話して下さった方は現実には居ないという事。
つまり、おじさんの声は
幻聴
Tさんは何年も、存在しないおじさんに悩まされてきていたのだ。
この状況は、Tさんの主治医に報告させて頂き
職場でも、カンファレンスを繰り返し
訪問看護の対応として、現実と幻聴の区別をつけれるように関わる事になった
今も、まだ幻聴と現実の区別は完璧にはできていない。
ただ、休日はサイクリングに行く事ができている。
少しずつ前進
Tさんはヘルプマークを鞄につけている
ヘルプマークは
ヘルプマークの使用の対象には病気や疾患・障害などの決まった基準はない。 手助けや配慮が必要な人であれば誰でも使用でる。 自閉症やADHDなど見た目ではわかりにくい困難さがある人も使用ができる。
ヘルプマーク、少しでも多くの方に知って頂きたい