つい先日27年目の追悼を祈ったばかりの
雲仙・普賢岳火砕流災害。
その恐ろしさをまたも目にするとは!
グアテマラの首都グアテマラから40kmにあるフエゴ山が3日爆発的噴火をした。
フエゴ山はスペイン語で火や炎と言う意味を持ち標高3763m、富士山とほぼ同じ高さの円錐形の活火山。
ニュース映像に何度も使われているから目にしてると思うけど。
噴火した火山の方向にカメラを向けている人達の目の前で土煙が一気にもうもうと湧き上がる
あれは土煙じゃなくて、火砕流やサージと呼ばれる高温で高速の熱風と火山灰が山を駆け下りて来たものだ。普賢岳でも火砕流で40人以上が一瞬で命を奪われた。
あの映像に映っていた人達で無事な人が何人いたんだろうか?
フエゴ山は何人もの犠牲者を出している活発な活火山。
その活火山の側に住む人達は、火山の知識や危険を知らないのだろうか?
政府も火山の危険を国民に周知徹底してないのかな?
と言いつつも
火山列島日本に住む私達も、どれだけ火山の噴火で起こる現象を理解してるのかな?
火山噴火=溶岩、噴石、火山灰だけじゃないんだけど。
どれだけ危険かわかってないし理解してないから活発に活動してる火山のすぐ側にある原発を稼働させてるし、再稼働させようとしてるんだろうけどね。
以前ブログにも書いたと思うけど
霧島山を含むの加久藤カルデラの破局的噴火を題材にした小説「死都日本」。
火山そのものや火山が起こす被害や災害を専門書よりも身近に感じられる様に描かれている。
各自治体が作成してるハザードマップをより身近なものにする為に、ちょっぴりでも火山や火砕流やサージと言う言葉に興味や関心があったら、今、手に取って欲しい本です。
この「死都日本」2008年発行の文庫を読んでから、今年で10年。
最近の各地の火山活動の活発化で、実は最近、私が住んでる方角から見て風上にある火山が噴火して火山灰を噴き出したらと想定して家族分の防塵ゴーグルと防塵マスクを購入したよ。
ヘルメットや丈夫な作業用手袋や安全靴も準備する?なんて話もしてる。
火山が噴火しなくても地震の時にも使えるしね。
地震の被害とは違う被害を起こすし被る火山の噴火。
縁がなければそれはそれでラッキー♪
もしももしもご縁が出来た時は既に遅し。
知識のあるなしはたぶんとても大きな差になるはずだし、知らないより知ってる方がもし本当に逃げなきゃいけない時にパニックにならずに逃げられるかもしれない。
今までずっと火山の噴火の話をすると家族にも笑われて来たけど、今はもう笑わないし笑えない。