我が家の椿。大神楽。
この遅咲きの椿が咲き始めると冬が終わって春が来ます♪
今年は白が多い絞りの椿。いつもは三つ四つしか蕾がつかないのに、今年は蕾が十以上ついたんだ~♪
沢山ついた蕾を見て、母と、去年は大活躍だったから狂喜乱舞したんだろうし、ヒーローが若くして旅立つのを知ってのはなむけだったのかなと話をしました。
この大神楽、ラグビーが三度の飯よりも好きだった近所に住むお姉さんの形見なんだ♪
ガンで若くして旅立ったラグビー大好きなお姉さん。
シーズンになると完全防寒の完全武装でラグビー場へ応援?観戦?に出掛けて行く。
「今日はどこ?」「秩父宮!」
「昨日は?」「遠征して花園!」
と、ラグビーの事がわかんなくても話を聞くのが面白くて、良くラグビーの話を聞いてたよ。
小柄で童顔だったからとても年齢に見えなくて可愛らしい感じのお姉さんが、ラグビー場で「行けー!」「殺れー!」「潰せー!」「走れー!」「繫げー!」って叫んでるの?って聞いたら、満面の笑みで「もちろん!」だって!
そんなお姉さんが、ガンなんだって教えてくれて、あっという間にいなくなってしまってからもう何年になるかな。
まだまだ元気な時に庭に咲くこの太神楽をわけて貰ったのが形見になってしまったけれど、毎年つく蕾を見てゆったりと咲く花を見て、今年は学生が頑張ったよと話し掛けます。
お姉さんの椿、太神楽のお陰で「樹木葬」や「散骨」も埋葬方法としてはありだね。と話すきっかけになりました。
固く冷たい石も威厳とか存在感があるけど、毎年毎年花を咲かす樹々もいいもんだねと。