只今読み散らかし、読み掛け、読み始め、読み終わりかけの全てを蹴散らかして椎名誠です。
「さらば国分寺書店のオババ」を、凄く面白かったよ!と貸して貰ってから気になる作家の一人です。
でもここ10年くらいは全然読まず触れずでした~。
昨年「ぼくは眠れない 椎名誠 新潮新書」を本屋で見つけて思わず手に取りそのまま連れ帰って来た。
まあ内容は、実は長い事不眠症で眠剤の世話になっていてと語るシーナさんの言葉をよそに、有名人は大変だな~有名人も唯の人なんだなと、久しぶりのシーナ節を懐かしく思いつつ結構気苦労が絶えないのね。と感心して読んだ。
そしてこの「ぼくがいま、死について思うこと」。
平成25年4月に新潮社から単行本が出版されて、3年後の今年文庫化された。
このタイトルだけだと、どんな内容なのかはっきりわからずも、わくわくしながら読み始めたんだな~。
まだ読み掛けだけど、前半は作家椎名誠が訪れた国や地域での死者の弔いや葬儀の方法についての紹介とシーナ的考察を付け足していて、ちょっと民族学とか民俗学っぽい感じ。
その死者を葬ると言っても、いわるゆ日本で当たり前の火葬して骨を別納するのは世界的に見ても珍しい部類に入るんだそうだ。そんな葬り方も土葬、水葬、風葬、鳥葬、樹葬、そして火葬と地理的条件、宗教的条件、風土の慣習などなど、千差万別。
そしてそして、日本のエンバーミングが高い技術を誇ってるってくだりに驚いてしまった。
なんで日本でエンバーミング?!って思ったけど、言われてみればなるほど納得だ~。
さて後半、いよいよシーナさんが自分の死について語り始めたよん。
って今日はここまで。
だってこの後はまだ読んでないんだもん。