降っても晴れてもパリ。 -168ページ目
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Solitaire(孤独好き)?


Solitaire (孤独好き)というイメージが、フランス人にはあるような気がする。それに対して日本人は、集団行動のイメージ。団体ツアー旅行のせいだろうか。

本当に、フランス人は孤独好き?
日本人はいつも誰かと一緒?

日本に住んでいる時、ひとりランチが好きだった。ひとりカフェ、ひとりシネマも。
ひとりディナーはあまりしたことがないけれど、出来ないことはない。知り合いのお店のカウンターならけっこう平気。
特に私が孤独好きというわけでもないだろう。だって、特にめずらしくないもの。ひとりで食事をしている女性。男性は言うに及ばず。

それに比べて「ひとりで食事をするフランス人」を見かけることは実に少ない。特にひとりで食事をする女性なんて、ほとんど見かけない。カップルか、友達数人。
友人フランス人男性数名にプチアンケートをとったところ、コンチーヌ(給食、この場合社員食堂)以外ほとんど、ひとりでレストランで食事をしたことがないそう。ひとりシネマ、ひとりミュゼも、あまり気がすすまないんだとか。へぇー意外。

「フランス人は孤独好き?」について、個人的に興味津々なので、これからも調査をすすめていきたいが、とりあえず今のところの結論。

フランス人は「僕(私)って孤独好き。」って言っている自分が好き。




お散歩日和、アート散策。


天気が良かったのと、コルシカ人の友達がパリに遊びに来ていたので、お散歩がてら、リュクサンブール公園へ行くことにした。
 
少し春めいて太陽が出ている日は、カフェのテラスは満員、公園は日光浴の人だらけ。日本とは逆。「色白は七難隠す」日本人、「シミシワは焼いて隠す」フランス人。美白にはあまり興味のない私も、最初は理解出来なかった。
 
しかしこちらに住んでみて分かったこと。冬はモノトーン。空も、街も、人々の装いも。日の光が恋しい。
「この、じりじりって、日の光が肌を温めていく感覚が好きなの!」と、公園で隣り合わせたマダム。そんな彼女はチューブトップで日光浴。よほど嬉しかったのだろうか。

リュクサンブール公園は日光浴もオススメだが、美術館もオススメ。
また、サンジェルマン界隈には小さなギャラリーがたくさんあり、のぞいて見るのも楽しい。

ギャラリー初心者には“CARRE D'ARTISTES”という、お手頃ギャラリー。小さな10cm×10cmサイズの絵なら49ユーロ、木の額をつけても61ユーロ。興味のある方は是非。

Carre d'artistes
66, rue St Andre des Arts 75006 Paris
http://www.carredartistes.com/



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