イタリア旅行記 3 | 降っても晴れてもパリ。

イタリア旅行記 3

何の縁があったのか、私は今、
たまたまフランスに住んでいるが、

食に関して言わせていただくと、
イタリアの方が断然好きである。


フランス人に、そんなこと言えないけど。


イタリアのすべての地方の料理を食べたわけではないが
行き当たりばったり入ったレストランでも滅多にはずれない。

お料理もワインもデザートも、日本人で
イタリアン嫌いな人なんているのかしら?



降っても晴れてもパリ。


パンナコッタなんて、あれ、「飲み物」でしょう?
お腹いっぱいでも入っちゃうなんておかしいものね。




そんな美味しいイタリア料理の中でも、
食材が豊富なトスカーナの料理は格別!


昨日の「ピチ」 の他にも、

骨付き牛肉ステーキでしょー、イノシシでしょー、
オリーブでしょーポルチーニでしょー、豆料理でしょー

もう、肉と山の幸フェスタ!!

(海の方へ行けば、魚介も食べられるらしい。)





さてさて、昨日紹介したレストラン、"Papei" (パペイ)。

降っても晴れてもパリ。



私たちを含め、多くのお客さんが飲んでいるハウスワイン。

もちろん、キャンティの赤。

ボトルで出てくるので最初はびっくりするけれど
飲んだ分だけお金を払えばよい、嬉しいシステム。

(ま、1本なんてすぐ空いちゃうんだけど・・・


お昼には「うさぎのラグーソースのピチ」を頼んだので、
夕食には「トマト、オニオン、ベーコンのピチ」をオーダー。

その他、イノシシと、キジと・・・


降っても晴れてもパリ。


これまたトスカーナ名物の、「トリッパ」!

フランスでもファンが多いこのトリッパ、
牛の胃袋をトマトソースで煮込んだもの。

さっぱりしたモツ煮込みってかんじ?



通いつめた私たちに、デザートワイン(?)の大サービス。

降っても晴れてもパリ。


土砂降りの雨でレストランに入り浸っていたためか、
お店の人も打ち解けてくれ、次第に本領発揮です。


美味しいお店を食べ歩くのもいいけれど、
短い滞在で同じレストランに通いつめて、

自分の席(居場所)を作ってもらったり
馴染みの店員さんと話したりして
つかの間の住民気分に浸るのも悪くありません。



そんな中、最も意気投合した「アメーデオくん」。


なんとこのアメーデオくん、
日本に3週間滞在したことがあるらしく、日本語が片言話せます。

日本の好きな場所は、「恵比寿と千葉!」とのこと。


「仕事が終わったら一杯飲もうよ!」

と、ラテンなお誘いを受け、


降っても晴れてもパリ。


シエナの街の小さな路地を入ったところ、
グランドピアノと座り心地のいいソファーがある

小さなバーに連れていかれました。


日本のテレビか何かで「田舎に泊まろう」という、
行き当たりばったりみたいな番組があったのを
ふと思い出したりしながら、


降っても晴れてもパリ。


笑い過ぎと飲み過ぎで、
すべての写真のピントをずらしながら、



降っても晴れてもパリ。


雨続きで観光は出来なかったけれど、
お陰でこんなに楽しい夜が過ごせて、

「人生万事塞翁が馬」なのねー、本当に。

と思ったりして。




しかし。

出会いがあるから別れがある。
私は旅人、行かねばならぬ。

さよなら、シエナ。さようなら!(大げさ)



降っても晴れてもパリ。


名残惜しいシエナを後にし、次の街へ。
トスカーナの田舎道、山道を車で行くこと小一時間。






降っても晴れてもパリ。


扉を抜けると、そこは・・・・



(つづく)



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