イタリア旅行記 2 | 降っても晴れてもパリ。

イタリア旅行記 2

トスカーナの田舎を車で走るのは
思わず笑みがこぼれてしまうほど気分がいいが、

トスカーナの古都を車で走るのは、
思わず涙がこぼれてしまうほど苦労する。


泣き笑いでやっとたどり着いた街、シエナ。




降っても晴れてもパリ。


そんなシエナの空も、やっぱり泣き笑い。



シエナに着いて、まず気付いたこと。


1.イタリアでは、思った以上に英語が通じない。

2.しかし、思った以上にフランス語は通じる。

3.シエナの人は、人なつっこく、親切!



シエナの中心部の地図を持たずにホテルを探し歩き、
(街の中心部歴史地区は、車の運転はほぼ不可能)
大荷物をかかえ疲れ果てていた私たちを、

「あの、この辺に美味しいトラットリアありませんか?」
と、道端で突然話しかけてきた私たちを、

一体何人のイタリア人が助けてくれたことだろう。


地図を広げていると、

「どうしたんだい?!」


そんな親切なイタリア人たちの特徴。

ゆっくり、大きな声で説明すれば、分かるに違いない!

と思っているところ・・・




降っても晴れてもパリ。


身振り手振りと、単語会話でコミュニケーションをとりながら、
雨があがった隙にシエナの街をお散歩。


美術館や歴史的建造物を見るのも勿論好きだけれど、

こうやってつたない言葉で現地の人と話をしたり、
ガイドに頼らず自分の足と目で美味しいお店を探したり、

タイムスリップしたような古い古い街の中の
人々の「今」を見たりするのも、旅の醍醐味のひとつです。



降っても晴れてもパリ。


さてさて、トスカーナといえば、やっぱりワイン。

天気が悪いと言って嘆いていても仕方がないので、
気分を切り替えて(?)飲んだくれることにした。


いいよね、バカンスだし!飲んじゃお!

まだ、朝の10時だけど・・・。





ところで。

カフェでアルコール お茶していて気付いたこと。


降っても晴れてもパリ。


おじいさんたちの「朝のお達者クラブ」。



毎朝、同じカフェの同じ場所、同じ席を陣取って
(もしくはどこかの広場で、どこからか椅子を持ち出してきて)

見ていると約束をしているふうでもないが、
どこからともなくわらわらと集まってきてはしゃべり、
しゃべっては帰って行き、また新しいおじいさんが表れ・・・

の、繰り返し。



聞くところによるとフランスの田舎でも
「朝のお達者クラブ」の光景をよく見かけるらしいけど、

これってラテンの文化なの?それともヨーロッパの文化?

それとも日本の田舎でもこうなのかしら??
(私は日本で見かけたことはないが。)




お達者クラブはラテン文化なのか?は調査中だけど、
これはラテンなアモーレ文化。おそらく、間違いなく。






降っても晴れてもパリ。


人前チュウ。 


イタリア人、お前もか!!




さてさて。


トスカーナの美味しいキャンティワインで
アペリティーボ(食前酒)を楽しんだら・・・

やっぱり美味しいイタリアンが食べたい!!


というわけで、南トスカーナでの食のミッション。


ピチを食べる!



ピチとは、極太の手打ちパスタ。
まるで「うどん」のような食感で、もちもちとしていて、
これがとっても美味なのです。


というわけで、数人のシエナ人に街角調査し、たどり着いた
ピチ(&トスカーナ料理)が食べれるレストラン。


Antica Trarroeia " Papei "

Piazza del Mercato, 6 / tel: 0577 280 894


小さな路地を入ってやっとたどり着いたら、
「今、満席だから30分後に来て!」とのこと。


レストランの前にある広場に蚤の市が立っていたので
そこで時間をつぶすことにした。


その中でも人ごみができていたコーナーは・・・・



降っても晴れてもパリ。


「骨董品のナイフ」コーナー。


イタリア人、お前もか!!!

フランス人、ここでもか!!!




30分たったらもうお腹はぺっこぺこ。

ハウスワインの赤と、そしてそして・・・・





降っても晴れてもパリ。



ピチ!!!



ピチの美味しさに完全ノックアウトされた私。

え?どれだけノックアウトされたのかって?



ランチの会計時に、夕食の予約をしてしまったほどに。




(つづく)



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