Extreme Ironing -5ページ目
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ホームマウンテン筑波山


Extreme Ironing Diary 「そこにシワがあるから」-tsukuba

いつの間にか、筑波にも春が訪れていた。

梅の見頃は終息を向かえ、女体山山頂の風はどこか南西風。

そろそろアイロニングにはいい季節だ。


準備を進めてきた南極遠征の延期に伴い、しばらく僕は意気消沈していた。しかし日々のアイロン掛けでそのストレスを蹴散らし、最近になってようやくまた気持ちが高ぶってきたのである。毎年春になると僕の魂はアイロンによって徐々に蒸されはじめ、それが夏にはピークを迎える。これからが、まさにセイロの中のような蒸し蒸しシーズンの始まりなのだ。


僕は愛する筑波山の頂で、また新たなスタートを切った。筑波山は言わずと知れたエクストリームアイロニングジャパンのホームマウンテンであり、または恩師でもある。僕はここでエクストリームアイロニングの経験を積み、男を磨いてきたのだ。だから新年度、僕のネイチャーアイロニングは毎年必ずここ筑波山でスタートを切るのである。ハードコアにいくぞ。今年も、アイロニングにはそのリスクを負う価値があるから。


エクストリームアイロニング、プライスレス。だがスチームモア。

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