全国高校サッカー選手権大会
奈良県予選決勝戦
一条v.s香芝
この試合に勝った方が
全国大会に出場できる
そして
負けたチームの3年生は
高校サッカーを引退する
そんな大事な大事な一戦
結果は0ー1で
香芝の勝ち
そう、つまり
一条高校サッカー部3年生は
今日をもって
高校サッカーを引退した。
後半の初めに点を入れられ、
一点を返せず
そのまま試合は終了。
大きな大きな一点だった・・・
自分は
プレーしていないものの
見ていて
試合が終わってから
色んな後悔が生まれた。
あの時のあのシュートが
入っていれば・・・
あの一蹴りが
もう少し前やったら・・・
あのシュートを
防いどけば・・・
あのジャッジが無かったら
あのボールに足が届いていれば・・・
あのトラップが
あのドリブルが・・・・・・
数え出したらキリがないほどの
後悔が生まれてくる
そして
あともう一試合あれば
試合時間が
あと少し長ければ
そんな思いさえ
生まれてきた。
けれどもう終わった。
サッカーは
試合終了の笛が鳴った時点で
もう終わってしまう。
判定勝ちなどないのだ。
だから
終わったことを
とやかく言っても全く無駄
何々だったら・・・
何々しとけば・・・
そんな話も全く無駄
もう試合は終わった。
でも
この想いを
この後悔を
次へ活かすことができれば・・・
いや
活かさねば・・・!!
3年生はこれで終わりだが、
俺達は終わったわけではない。
俺たちには明日がある!
むしろ明日しか無い!!
俺達の戦いは
もう既に始まっている。
負けた後の先輩達の
悔しくて悲しくて
やり切れない背中を
胸に刻み
先輩達が忘れてきたものを
取り返しにいく戦いが。
俺たちが
そして俺が
取り返しにゆく。
最後に笑うのは誰だ?




