我が家の地域でも今朝はとても寒かったです。吐く息は白く、ガスってるような気もする。
それでも、仕事のため札幌に住んでいた頃に比べるとマシだなぁとは思います。
元々、降雪地域に住んでいる方々にとっては当たり前なのでしょうが、そうでない私には何かと苦労しました。
まず、仕事から車で帰ってくると、駐車場に厚さ30cmくらい雪が積もってるので、除雪しないと入庫できません。
そこで、10分位、雪と格闘します。ある日は滑って転んでアバラにヒビが入ったこともあります。
で、自宅に戻ると、それなりに暖かい。その理由は朝に灯油ストーブを付けっぱなしで外出したから。
じゃないと家の中も氷点下で。家の中なのに吐く息白いの。
朝に灯油ストーブを最低温度にして外出するのは常識と聞いてます。
因みに灯油は共有の灯油タンクがアパートにあって、そこから水道管、ガス管みたいに建物内を灯油管が巡らせられていて、ストーブに直接給油されるようになっています。
なので、灯油も水道みたいに検針値による請求があります。
で、よくある話ですが、室内はガンガンに暖房を焚いて、半袖でアイスクリームを頬張るのが寒冷地の醍醐味みたいで。
で、翌朝、外に出ると駐車場、車にやはり30cmくらい雪が積もってます(室内の灯油ストーブを15度設定で外出)。
それで、エンジン掛けて車内に暖房入れつつ、除雪、窓の霜を除去。
霜落としにはこのような道具を使います。
下の方のヘラ?でガリガリと落とします。
フロントガラスだけでなくリアもサイドもミラーもね。じゃないと運転に不便です。
尚、車の上に積もった雪は迷惑のかからないところで急発進、急ブレーキすることにより落とします。
一面の雪景色とは良く言ったものですが、本当に真っ白で車道と歩道の境目も分かりにくく、なんだったら車の位置も分かりにくい。
車線は除雪用に歩道側の1レーンが使えなくなるし、ブレーキが効きにくくなるのでスピードも出せません。常にエンジンブレーキの状態で運転します(社用車はマニュアル)。
尚、私、4年間、札幌に住んで、横転、180度回転、360度回転、溝落ちなど経験してます。
横転したときは、運転席の扉を上に開けて(笑)、なんとか脱出しました。
札幌に住んでた時、最初の年は12月24日に雪が降って、ホワイトクリスマスだと感慨深く思いましたが、解けない雪、活用出来ない雪はゴミと一緒。
空から土砂が降ってくるのと一緒です。
雪対策も私の会社の仕事でもあったので、降雪シーズンが近づくのは憂鬱でした。
キレ気味のお客さんから深夜に苦情の電話が入ることもありました。
他にも寒冷地ゆえのトラブルが多く、同業他社でも地元ならこんなことないはずなのにって思うようになり。
ただでさえブラック気味の会社でしたから、石の上にも三年をやり遂げた4年目から地元東京への転職活動を開始したのです。