今回はパーティングラインについてお話します。
パーティングライン(以下PLとします)とは何かと申しますと2つ以上に分割される金型で成形されるときにできる金型の分割線のことです。
これは成型品には必ず存在するものです。
POPなどはこのPLを消す作業工程をもうけているため完成時のクオリティがプライズなどに比べ高いのだと思います。
PCの画面などから見ればさほど分からないのですが肉眼で見た時、又は処理品と未処理品を比べた時にクオリティの大きな違いに気付くと思います。
今回作業中のMSPルフィの足はPVCではなくおそらくABS系のプラスチックだと思われます。
PVCはご存知かと思いますが熱に弱くやわらかくなってしまいますよね。
POPなどはその対策として中に金属線を仕込んでいます。
プライズ品のほとんどはABSプラスチックを使用しているんじゃないかと思います。
ABSの特徴としては非常に硬いので足などのパーツに使用すれば夏の暑い日にフィギュアが倒れることはないですからね。
話が反れましたがMSPルフィの足のPLを紙やすりで消してみました。
画像左のグリーンラインがPL。画像右がヤスリで処理した後です。
ABSプラスチックの表面は材質の特性上成型後に表面が荒れるので全体的にスポンジやすりで処理しました。
ちなみに今回オクに出しているPOPエネルもこの処理をしています。
下の画像は首から肩、腕にかけてPLが存在します。(処理前)
POPは一応処理されているのですが量産での作業となると完全にPLを消すのは不可能なんですかね。
処理後は完全にPLが消えているのに気付きますでしょうか?
ちなみにPVCはヤスリだけでは処理できません。やわらかいのでヤスリだけだと毛羽立ってしまいます。
毛羽立った所はティッシュとうにシンナーを染み込ませ拭き取ると綺麗になります。
これはシンナーで表面を溶かしているんです。
ABSにシンナーを付けると劣化してしまうので注意です。
オークション
POPエネル リペイント
30日(日)23:33までです。