Keri Hilson / In A Perfect World

Keri Hilson / In A Perfect World
"この日がくるのを12年間夢見ていた"とインタビューにて語ったKeri Hilsonの夢(デビューアルバム「In A Perfect World」)が終に現実になった。
極めてエンターテイメント性が高いアルバムに仕上がっており、メロディや躍動感に気が配られた曲を主体とし、キャッチー路線のサウンドが楽曲を引っ張る聴きやすいプロダクションが並ぶ。
このサウンドのプロデュースを担当したのは、Timbaland & Polow Da Donを筆頭に、Danja、The Runaways、Cory Boldといった豪華プロデューサー陣が並ぶ。

Keri Hilson、情熱を揺さぶる伸びやかで力強い歌声で引っ張るタイプの女性ヴォーカルのイメージが強いが、アルバムを通してサウンドが引っ張り歌声が乗るプロダクションが大半を占めることで、サウンドを気に入るか否かで楽曲のイメージがガラッと変わる。 プロモーションヴィデオにてKanye Westとのベットシーンを演じ話題を集めた「Make Love」のように、歌声でトラックを引っ張り、全て包み込んで自分の色に染めてしまい心を奪われるような存在感有するプロダクションは少ない。
聴きやすく売れそうなアルバムではあるが、パンチ力が弱く2ndアルバムでは個性を聴いてみたい。