side L
天使のような容姿をした俺を惑わす悪魔。
俺の腕のなかで乱れる姿は興奮材料にしかならなくて、もっと、もっとと求めてしまう。
白いやわらかい首もとに吸いつけられるように口づけて、大きな花を咲かせる。
それさえも感じてしまうのか、部屋に甘い声がよりいっそう響く。
「ねぇ、シウちゃん。俺以外のやつには近づかないでね?」
こんな可愛いシウちゃん、だれにも見せたくない。
というか見せない。
「んっ!ルー、ハン!すき!すき!ほんとに、ルーだけっ!んんっ!」
普段は恥ずかしがって素直じゃないのに、こういうときだけ愛を囁いてくれる。
ねぇ、俺を誘ってるって自覚してる?
「うん!俺もシウちゃんだけっ!愛してるよ!」
「んっんっ!ルー!もう……らめぇ……!」
同時に達した俺たちはお互いの熱に包まれながら眠りについた。
"シウちゃん、愛してる"
~おまけ~
「おはようございます、ミンソギヒョン。」
「おはよう、セフナ。」
「ヒョン、今日は首隠したほうがいいですよ。」
「え?」
「首もと、ついてますよ、跡が。」
「っ?!!////////」
「それと、のど飴あげますんで。声くらい抑えてくださいね?夜中にタオが寝れなくて僕のとこに来たんですから。」
「なっ?!!!///////////」
「ルハニヒョンもだけど、ミンソギヒョンも悪い人ですね。とりあえず、その跡はしばらく残りそうですね。」
「っ/////////ルーハン!!!!」
それからしばらくの間、ミンソギヒョンの衣装は首もとが隠れるものが多かったのでした。
(※実際はちがいます。)