そういえば、客演の芝居の話を何ひとつ書いていなかったので、気付けば2週間以上も経過しているので、もうもう今更なのだけど、それでもアレコレ思い出しつつm__m
ふぁんたじーちゃんばら、というジャンル?の芝居で、妖怪仕置き人を裏稼業とする旅一座と、妖魔との、話。鼠小僧みたいな女義賊とかも出てくる。
色んな形の恋愛が5コ(内1コが私)と、姉妹の再会、兄弟の和解、仲間との絆の再確認・離別(これも私)…、みたいな話。善と悪に分かれてしまった、双子の兄弟の和解がメイン。
私は、妖魔チームに居るけど、半分人間で半分妖魔の【半妖(←ハンヨウ。つまりハーフ)】ってやつ。名前は、霞。最初は雲とか霧とかのカスミかと思ってたら、霞草のカスミだった(まあ、どっちも‘ハカナイ’っていうのは共通してるからいいんだけど(^^;)
霞は、別に年齢は言わないけど、16才!で、真っ赤でヒラヒラなロリ服!(美しく咲けば皆寄ってくる。by.円菊師匠)で、人間に初恋をして、仲間を取るか恋を取るか、みたいな。仲間に出会うまでは人間に差別されてて、ずっと独りだった娘。
昔いた劇団で初めて貰ったアテ書きの役を思い出した、って、見に来てくれた同期のねえさんが言ってたけど、ほんとに久々に、自分に内面が近い役をやったのが今回で、だから、解りすぎる位に霞の気持ちが解って、まんまやっちゃうと【芝居】じゃなくて【みせもの】になっちゃう、そうすると周りと噛み合わなくなっちゃうから(なんて言うんだろう?なんか、ひとりだけやり過ぎ?みたいな…かな?!なんか)…、
なので、前半と後半で主に絡む2人の役者の人達(男だけど霞の大事な大事なお姉ちゃん☆と、荒んでいた霞に‘笑う事’を思い出させてくれた初恋の人☆)に、話し合いをしてもらいながら調節(それぞれのやり方で、一緒に芝居を作ってくれて、とても感謝。ふたり、それぞれとのサシでのシーン、大好きっ♪♪♪m__m)。
あとは、帰りの電車が同じな女の子達に、どう見えてた?って聞いて、教えて貰ったり(みな様ホントありがとでしたm__m)。
当初、殺陣がない役(妖術使い!と伺っておりました)だった筈が、気づいたら持たせて頂いていた初めての刀(…恐れ多い!)は、ほんとに色々、もう全てが大変だった。というか、そんな私と絡んで戦ってくれた人達おふたりこそが、むしろ大変だったと思う。刀=コワイ…からスタートした素人相手に、細かい所まで色々教えてくれて、解りやすい言葉で説明してくれて(私が言葉で理解、の人間なのでm__m)、何回も練習に付き合ってくれて、私がタイミングとかを取りやすいように合わせてくれたり、かなり大感謝してますm__m
殴る蹴るというのも初で、これもまた何度も練習させてくれて、本職が音楽さんだから、音との合わせ方とかも教えてくれた泥棒さんo^^o この人にはメイクもして貰っていて(人生初のリキッドアイライナーとツケマツゲ!…付けていて、あんなに不自然な感じのするものだとは思わなかった(^^:;) 日常で普通に付けてる女の子達ってスゴイ!)、楽屋では散々、可愛くメイクをして貰ってたくせに、その後、いざ本番になると殴る蹴るの暴行を加える私…(^^;)
泥棒さん、ほんとにどうもありがとうm__m(何に対するお礼なんだろう?って、そりゃもう全てに、です!)
あと、霞にとって、すっっごい重要な人!!!人間なのに、半妖の霞と友達になろうとしてくれる岡っ引き見習いの蘭ちゃん☆ この人には、扇の舞(これまた初めて)を全体的に教えてもらったり、ダンスもだいぶ教わったし、どっちも、何度も、根気よく。すごく、ありがたかった☆ そして忙しい中、すごく大事な小道具を作ってくれたり、本番のトアル回では、ふたりだけのシーンで、諸事情からモノスゴイ意思の疎通をしまくったり…。結果、元々毎回、ソデ中で大急ぎしてくれていた某おふたりを、更に急がせてしまい…(。。;)…すみませんでしたφ(.. )
芝居の最後で少しだけしか絡まない(:_;)女座長役さんは、メイク道具を買ってきてくれたり、貸してくれたり、揚句にツケマツゲを頂いちゃったり、ダンス中にメチャメチャ絶妙なタイミングで凄くハケやすい幕のカイシャクをしてもらったり(これは感動ものだった!)、扇とか物の持ち方とか、身体の角度とか、動き方とか、なんやかや沢山。その日の私の泣き加減に合わせた芝居をしてくれたり(私はこの人が舞台上で私(の役)に向けてくれる笑顔が、前回同様、大好きなのだけど)もう素敵すぎでしたm__m
そんなこんなで、
今回はとにかく、ダンスも、舞いも、殺陣も、殴る蹴るも、ここぞとばかりに教わりまくった。せっかく自分より、そういう事が‘出来る’人達がいるんだから、年齢もキャリアも関係ない、どんどん教わって少しでも出来る様にならないと、自分が損なだけじゃ済まなくて、逆にというか巡り巡って、絡むみんなに迷惑かけちゃう事になるから、だから、お手間ごめんなさいだけど教えて、って。
なので、絡みがほとんどないけど霞と同じ半妖の、霞を拾ってくれた友達、アクションもやってる元から知り合いの役者の人にも、殴る蹴るのやり方を教えてもらったりしたしm__m
あと、普段の言葉のチョイスが面白い(私、だいぶ、ツボ☆)、だけどやっぱりほぼ絡まない(:_;)女の子の早替えを手伝ったんだけど、全く慌てず完全に身を委ねてくれたので、日に日に早替え時間が短縮されて、よっしゃ!ってかんじだったりとか。この子が稽古中、何かの時に、「いや、ここ(=私達二人)、合うんで(=感覚というかタイミングが合うから問題ないんです)…」って言ってくれたのは嬉しかった(^^) 私もそう思って行動してたから、よかった、この人の空気読めてた、気持ち、くめてた!って。
そして!この劇団の劇団員さん。代表・作・演の方と、殺陣師の方。メインの役所で役者としても出演されていた、このおふたりからは、今回本当に沢山、色々いくつも学ばせて頂く事が多くて、今後の私の活動に活かせる事が、書ききれない位とっても、幾つも幾つもあったので、本当に沢山、どうもありがとうございましたm__mだったです。
せっかく学ばせて頂いた事なのだから、しっかり自分の糧にして、次からの芝居にも活かしていかなくちゃ、もったいない(--)V(←しっっっかり決意!!の顔)って、私。
そんなで。
ひとつ、自分に対しての心残りを言うならば、今回、私の【動きの癖】が、だいぶ出ていたそうで。昔からの私を知っている、解る人には解る、癖、達。それが無かった方が、もっと霞が、霞らしく見えたんじゃないか、私の全部を活かしきれたんじゃないか、と。
こういうのを、ちゃんと言ってくれる人がいるっていうのは、長年の付き合いの同期の人ならではなので、ほんとに有り難くてm__m
癖は…、自分の中身をほぼまんま使ってやった役だから、喋り方も動きも、どんなに自分で注意してても、やっぱりそれなりに、癖は出てしまっていたのか(残念、心残り)と。
例えば喋り方は、実はアレ、芝居だから声を張ってはいるけど、別に普通に、普段の、私、な訳で。家で独りで、又は猫と喋ってる時の、外で、人前では見せない私、の、喋り方まんま。
…引いて下さっていーですよーV(・・)V こればっかりは引くがいいさ( ̄▽ ̄;) ダッテ私、マダ子人(ことな)ナンダモノ(ノ゜O゜)ノ
いや、癖は、
喋りより、動き、なんだろうと思う。動きの癖=生き方の癖でもあるんだけれど、たぶん、その事なんじゃないだろうかと。今度、具体的に、どういう時にどうだった、っていうのを教えて貰わなくちゃ。教わって、改善していかなきゃ、これまた、もったいないから。
そんな感じで、今回、他にも、見に来て下さった方から、色々と沢山、感想というかを、お願いして教えて貰ったので(この先まだ、あと3人位からも教えて貰う予定)、なんか今回、ほんとにだいぶ勉強。知り合いとか友達って、ほんっっっとに有り難いm__m
そんなふうに、みんなに、
みんなに助けて貰ったからこそ、私は楽日まで、大好きな霞のまんまで生きていられたんだなーと、やっぱ人って、人達みんながほんとに、とっても有り難いなーと、改めて。
諸々、関わって下さった全ての方々に、今の私の全部で感謝!!!本当に、ありがとうございましたっm__m
そんなこんなで、
また次の舞台の次の役で☆
…とか言いつつ、台本書き、案の定、進んでないよーV(.. )V
(^^;)V
ではまた☆