あたしが人に言われたいくつもの本当の事、優しさからの、でもだからこそ痛かった言葉を、しばらく、ひとつずつ分析していこうと思う。
だから重たいだけで面白くはない文章。

「人に甘えるな、自分で解決しろ」と言われて、混乱した。

あたしは、母親に弱さや甘えを封印され、一人が平気な強い子供に、したてあげられ、母親に頼られ、ずっと、甘え方も頼り方も知らなかった可愛いげのない女。一人が平気なふりをし続けてきた女。
ここ何年かで、やっと少しずつ覚えてきた、まだまだ不器用だけれども、自分一人ではどうにも手に負えない事があったら、拒否されるかもしれないと怖がらないで、甘えたり頼ったりしてみなさい、という教え?、今からでも、子供の頃に得られずに足りないままの、ものを、手に入れようとしてみなさい、
という作業を手探りでしていた矢先の出来事。言葉。

混乱して当たり前だ。

甘える、頼る、という事を、きちんと相手を選んだ上で、お互いにとって程よいさじ加減で出来るようになるべきなのか、それともまた、無理して無理して甘えや弱さを全て隠して生きるのか。

しっかり分析して、考えて、決めないと。
でなきゃ、このまま、混乱し続けてしまう。

さっき、もう十五年以上の付き合いの、同期のねえさんがメールをくれた。「みきちゃんは、ひとりでがんばっていかなくていいと思う。誰かを求め続けていいと、私は思う。」返信はまだ出来ないけど、丁寧に色々書いてくれていて、ありがたかった。

いっこずつ、きのう、いっきに言ってもらった、痛くてやさしい言葉たちを、ちゃんと分析して、自分の生き方を、今また組み立て直さなきゃいけない。

今は、答えが出ない。甘える、頼る、をするかしないか、解らない。でも、決まるまで、考えるのはやめない。
今の答えは、ここまで。