出口みき日記~ネコと芝居と本の日々~-11、8月 読書家.jpg

きのうは、以前のバイト先の知り合いの、『文学さん』と、渋谷で飲んだ。(私が唯一、本の話を沢山出来る人なので、勝手に自分の中でこう呼んでるだけ。ご本人は全く知りません(^^;)V)

元々、1年に1度会うか会わないか位の人なのだけど、それにしても今回飲むのは、1年半か2年振り位で(その間、芝居は見に来てくれているんだけど、終演後にお会い出来る事はまずなくて…。私は最低でも挨拶位はしたいんだけど…。その辺はまあ、まあまあまあまあ…f^^;)

で、そんなこんなで近況を聞いたら、なんと、『文学さん』が、近いうち本当に『文学さん』になる、と。

今現在、翻訳のゼミ?道場?で、お弟子さん?な状態らしく、「自分の本が出版されたら買って下さい」と。この人がこういう言い方をするって事は、いずれ、いつか、遅かれ早かれ、とにかく必ず、この人の翻訳した本が書店に並ぶ日がくるんだなと。

これってなんか、本好きの自分としては、すごく嬉しい(^^)
昔、始めて自分の台本をワープロ打ちしてもらって活字になった時、もうそれだけでめちゃめちゃ嬉しかった位だから(当時、ワープロはまだ貴重品)、活字になるだけじゃなく製本された自分の本が書店に並ぶって、どれだけ嬉しいんだろう?って、本好きにはもう、想像のイキを越えた、たまらない状態なので、もう勝手に、自分の事の様に嬉しいo^^oo^^o

だって、自分の本な訳じゃないけど、知り合いの本が書店に並ぶなんて…。昔、客演先の共演者が実は先代文楽の孫だったって知った時くらい、嬉しい!(この例え、落語好きな人以外には意味が解りづらいと思うけど、解る人には1番解りやすいと思う(^^;)V ちなみに当時、この、文楽のお孫さん宅からテレビを貰った事があって、私の中ではもう、ものすごい自慢だった。文楽宅のテレビが我が家に…!!!…ってまあ、共感してくれる人は居なかったけど(ノ><)ノ(゜゜;))

週末で店が混んでいたせいで、余り長い時間、飲めなかったので、収入源(バイトか仕事)の近況とか、2月の私の芝居を見てくれてどう思ってくれたのか、とか、色々と話したりなかったのが残念。

帰りに、飲み屋の近所の神社のお祭りの屋台で、自分のを買った流れで、私にもりんご飴を買ってくれて(食べた事ないって言ったから)。始めて食べたけど、あれってまわりがベッコウ飴なのね。ベッコウ飴好きだから美味し(^^)

お互い、以前に会った時より痩せてたけど、(あちらは食べてない訳じゃなくて、翻訳で忙しくて寝る時間が少な過ぎるそう。)でも、顔を合わせて話していたのが2~3時間の間だったとしても、とりあえずお互い、楽しく話せるくらい元気だったからよかったo^^o

私は異国のものはほとんど読まないのだけれど、始めて聞いた翻訳の話は、深くて面白かった。
今度飲む時は、なんで作家(100%自分で創作するん)じゃなくて、翻訳(他人のものに[自分]を加える?)を選んだのか、聞いてみたいなと思ってる。
あと、落語を聞いてみたいって言ってたから、(日本の言葉を知る、みたいな意味で?)その人が落語を聞いてみてから、それでどう思ったかも聞いてみたい。出来れば同じモノについて、議論(この人と話してる時のイメージって、とにかく『論』じているって感じがするから)してみたいなと思った。

…で、
そんな近頃の私なんですが、来週以降、飲む人がいない(v_v)
なんとなく、分析してないからどうしてそう思っているのかはまだ解らないんだけど、何故か今、週1ペースで友達や知り合いとサシで飲んだり食べたりして話したいという気持ちが強いのに(T_T)

なので、とりあえず今日は休みの前日なので、ひとりでヘベレケ(←今、使わないね)にでもなろうかな、とV(--)V

…終