昨日の夕方、一人の後輩が私のところへやってきた。
いつもは、くだらない世間話やお食事のお誘いなのに、
どうも表情が晴れない。
何かあったな・・・とすぐにわかった。
彼女には、3ヶ月ほど前に初めて彼氏ができた。
その彼のことが、本当に好きで×100
彼女はいつも嬉しそうに、週末の出来事を話していた。
とっても仲がいいと思っていたのに、先日急に
振られてしまったそう。
『どうしていいかわからない。。。』と泣きながら話す彼女。
普通なら『もっといい人が現れるよ。』とか
『あなたみたいなかわいい子を振るなんて、最低!!』
そういうことを言って、励ますかもしれない。
でも、私はそういう時のその場しのぎの慰めの言葉が
出てこないし、言えない。
悲しいものは悲しいんだもん!!
だから私は
『泣きたいだけ泣けばいい。』
『明日、休みたかったら休めばいい。』
『泣きたい時は肩をかすから。』
そういう、不器用な言葉で励ました。
23歳という若い年齢での、大きな恋。
終わってしまった悲しみにくれながら、涙を流す彼女を見て
私は、美しい
と思ってしまった。
これから、もっとステキな恋にめぐり合うこと。
何年後かに、振り返ったときにこの涙は無駄ではなかったこと。
彼女はきっと気づくだろう。
彼女の流した美しい涙に、私も勇気をもらった。
ありがとう