魚喃キリコさんは大好きな作家の一人です。
この作品は、フリーターの里子や過食症のイラストレーターの塔子など、
性格も職業も違う4人の女の子の物語。
非日常的でも他人事でもなく、むしろ自分の目の前にある、
ちょっと重い現実がシンプルに描かれていて、
「あ、この感覚私にもある……」と、共感を得ます
- Strawberry shortcakes/魚喃 キリコ
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誰でも、どこか共感できるところがあったり、4人のうちの誰かに自分を重ね合わせてしまう。
さっぱりした絵と重たいストーリーの組み合わせが妙に現実的で、
ただのオシャレで素敵なマンガではない一冊でした。