帝玉に… | 岩石翁の多肉ブログⅡ

岩石翁の多肉ブログⅡ

メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

帝玉の異変

 

 大きい方の帝玉が最近なんとなく傾いてきたなあ、と思って株元を覗いてみたら、何かある(汗)。何だ、これは?

 

帝玉の脇芽

 

 なんと、脇芽が出てきていた(驚)。よくある「分頭」ではなく、「脇芽」である。こんなこともあるのかと調べてみたら、多くの場合は株の中心部から出てこれなかった新芽が株元を裂いて出てきたものが脇芽のように見えるらしいのだが、稀に本当に茎(?)からちゃんと脇芽が出てくることもあるらしい。うちの場合は、どう見ても後者である(もし前者であるならば、葉の合着部の向きが本体と同じにはならないはずだ)。しかし、今はそもそも新芽が出る季節ではないし(※参考までに、小さいうちの帝玉はイレギュラーな時期に新芽を出すことがある、ということは書き添えておく)、しかもまだこのサイズなのに脇芽を出す必要があるのか?(惑)

 外葉を萎縮させつつあったので、てっきり単純に1対に戻るつもりなのかと思っていたが、要するにこの脇芽のために水分その他をこっそりと移動(笑)していたのだ。ちなみに、本体(?)の方に動きはない。先ほども述べたように、このサイズ(決して大きくはない)でなんでわざわざ脇芽を出す必要があるのか、さっぱり分からないのだが、以前から言っているように「帝玉には帝玉の事情がある」のだろう。この人は、何らかの理由によりこのタイミングで脇芽を出したくなったのだ。というわけで、妙な形で群生化方向に進んでいるが、元気でいるなら構わない。あるいは、ペンタガーデンが効きすぎたか(笑)。