ブリザード絶体絶命 | 岩石翁の多肉ブログⅡ

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メセン栽培を主軸として、多肉植物の「岩石栽培」という新手法を実験中。その記録です。

腐り始めたブリザード

 

 やられた。お気に入りだったブリザードに異変が起きていた、というか、もはや腐死寸前の状態になっていた(暗)。つい先日購入した時点では下葉2枚だけが腐っていると判断し、それを取り除いて植え直したのだが、本当はどうやら幹の部分にまで腐りが入っていたらしい。それがジワジワと進行して、とうとう全体に回ったという感じである。アロエの下葉を腐らせるようなひどい管理状況(at 近所のホームセンター)だったから、もっと厳しい目で判断すべきだった(反省)。幹も成長点も既にグダグダなので、本体はもう救いようがない。


 

 ただし、導入時の記事でも書いたが、この株には小さな脇芽があった。彼らを生き延びさせることができれば、せっかく導入したブリザードの絶種は免れることができる。

 

残された希望(←スターウォーズのタイトルみたいだな)

 

 株をバラしてよく確認してみたら、表土から顔を出していたものが2つと、まだ表土に達していなかった白いものが1つ、併せて3つの脇芽があり、これらは多分無事と思われる。幸い、株は小さいがいずれもそれなりに根があるので、乾かして植え直してやれば生き残ってくれる可能性がある。ただし、非常事態とはいえ、このような作業をするのに好ましい季節ではない。なので彼らについては、植え付け後に室内に取り込んで、例の加温コーナーで保護してやることにした。なんとか生き延びて親株のような美しい姿に育ってくれるといいのだが…(祈)。