5年前の甲子園決勝の対決をプロで再現。

長いプロ野球の歴史の中でも過去4回しかない。

それだけ高校野球で活躍した投手2人がともに

プロで対決することは稀なことなのだ。

この対戦が実現したことは喜ばしい。


すでに4年間で楽天、球界を代表するエースにまで

成長した田中将大にとっては絶対に負けられない試合。

相当力を入れてくるのではと思ったけど、まったく

力みなく軽々と日本ハム打線を抑え込んだ。


斎藤はいつも通りのアップアップな投球で運よく失点を

しないという感じ。斎藤に田中のような速球は投げられないが、

変化球の差もかなり大きかった。球のキレをもっともっと磨か

なければこの先プロでやっていくのは難しいだろう…

それでも初めて完投したことで自信をつけたのではないか。


現時点での実力差がはっきりと表れた試合となったけど

しかたのないことだ。斎藤のこれからに期待したい。

この対戦が毎回楽しみなカードになることを願う。