サマーソニック2010

3年ぶりに行ったけどどんどん中身が濃くなって

ステージもたくさん増えて何を見るか迷ってしまう

くらいだったけど、今年はピクシーズを見るためって

決めていた。初めてマリンスタジアムに入らなかった。

ずっとメッセの中で過ごしてたから涼しくてほんと

快適なライブを体感出来た。もちろんライブのときは

熱くなったけどね~


ピクシーズ以外はほんとあまり先入観を持たずに自由に

見ようと思ってたんだけどその中でもdrumsとfanfarloには

やられました。drumsが一番身体が反応したかな~軽いビート、

ボーカルの奇妙な動き、楽しくなる音が目白押しでその場に

いたら身体が勝手に動いてしまう。パフォーマンスとしては

見た中で一番よかった!

fanfarloはまったく予備知識なく見たけどカッコイイ!!

ロックとフォークと民族系の音?バイオリンやトランペットも

使ってファンタジックな音が楽しかった。ボーカルがちょっと

エルビス系のような甘い感じでまたよかった。

この2つのバンドは早速CDを買ってきてしまった☆


そしてピクシーズ!!

ソニックステージのトリ。まったく華のない4人のメンバー。

音もイマイチ合ってないような、ボーカルも音外してたり、

曲の出だしも間違えてやり直したり、メンバー間のコンタクトも

大丈夫なのか?ってくらい曲の前に打合せをしてたり…

でもそんなバンドの音が一番自分の心に突き刺さる音を出してた。

歌がうまいとか、演奏が素晴らしいとかじゃないんだよなあ。

静寂から突然繰り出される狂気的なシャウト、突然突拍子もなく終わる

曲、そんなバンドに心底惚れてたんだなって思い知らされた。音の意外性、

文学的?宇宙的?な歌詞、カッコ悪いくてもカッコイイと思わせる存在感。

復活するまで10年以上あったからライブを体感できると思わなかった…



きっと思い入れのない人にとってはこのバンドはなんなんだって

思われたかもしれない…でも最後の曲「where is my mind」から

アンコールに応えた「here comes your man」での大合唱を聴いて

ホッとした。やっぱりこのバンド、この曲をみんな待ってたんだって!

自分の中では2003レディオヘッド、2004グリーンデイ、

2007アークティックモンキーズに匹敵する新たなサマソニ伝説と

なりそう。