DOSやWindows95のような古いOSを動かすには、普通にパソコンにフロッピーを挿入してインストールします。

・・・が・・・今時だと、HDDの動作モードを変えたり、VGAカードが挿さっていたりするとややこしかったりとしんどそうです。

 仮にインストールができても、新しいグラフィックボードやサウンドデバイスのドライバはありません。

 それに、ハードウェアが壊れれば動作はそれまで。壊れた箇所を代替のパーツで修復しても、いつかは根本的な再インストールが必要になります。

 少し長い期間で古いOSを動く状態で置いておきたいのが今回の目的なので、仮想マシンというのを使います。

 仮想マシンは、簡単に言えば(簡単にしか言えなけどw)パソコンの中にパソコンを作って動かすということです。

 親のパソコンは機械です。この機械に親OSをインストールします。 親インストールの中にソフトウェアで仮想の機械をエミュレーションして、その中に別のソフトウェアをインストールしようというやり方です。

 このとき、作り出される機械は古いものをエミュレートしているようで、昔のOSやソフトウェアもすんなり動くようです。

 

仮想マシンには「VMwarePlayer」を使う

 仮想マシンなんて、大体はいろんなサーバを動かすのに使うんですってね。

そんなお堅い話は知りません。 これから古いOSをインストールしていくのに「VMware」という仮想マシンを使おうと思います。

「VMwareを」インストール

 とりあえず、最新の「VMware Workstation12 Player」を使ってみましょうか。

 仮想マシンでも新しいと、より古いOSは動かないかもしれません。そのときは古い場バージョンの仮想マシンを使いますが、一旦はこれで。

「VMware Workstation12 Player」をダウンロード

https://my.vmware.com/jp/web/vmware/free#desktop_end_user_computing/vmware_workstation_player/12_0

 これからインストールしていくOSは64bitではありませんが、親OS64bitがなら64bitでいいです。よく知りませんが、32bitの親OS(以後ホストOS)上で64bitの子OS(以後ゲストOS)を動かせるそうです。ホストOS上でゲストOSを動かすなら、双方それなりのメモリが必要になるので、32bitの4Gbyte以下のメモリではちょっとしんどそうですしね。

 

ダウンロードしたら実行。

 

利用規約は承諾

 

拡張キーボード設定? チェックはそのままに

 

ユーザー エクスペリエンス 僕はこのまま行きましたが、なんとなく更新はしないほうがいいような・・・

 

ショートカットはお好みで

 

準備完了。 このあとインストールが進みます。

 

インストール完了。商用で利用しないのならライセンスはいらないそうです。

 

起動するとこんな感じです。

よっし!最初に入れるのはどいつだ?

僕が初めてDOS/Vマシンを使うときにさわったDOSからにしましょう。

手持ちのDOSは今3種類あって、PC-DOS7フロッピーディスク版 PC-2000フロッピーディスク版 PC-DOS2000のCD-ROM版がありますが、フロッピーの方が以前読み込みができなくなっていることを確認しています。なのでCD-ROMを使うんですが・・・このCDは起動ディスクではないので、なんらか手段を講じないといけません。

次回インストールしていきます。

 

今日はこの辺で

所持金は50円でした。

いちなげ!っぽーん!