信頼のプロセス
今日は血圧をテーマに、書いてみたいと思います。以前の記事はこちらわたしの高血圧は、本態性高血圧と言う、原因のわからないタイプのものではなく、原因がはっきりしています。内臓の血管が詰まっていて、それが原因で血圧が上がります。詰まっている箇所は、綺麗に、MRI等で確認ができます。それを運動療法や、心理的なプロセスワークで、解消できるかなと、いろいろやってみた時期があります。運動療法で言うと、わたしの場合、運動をするとなぜか血圧が下がりました。普通、運動をすると血圧は上がるらしいのですが、下がります。それで、運動でコントロールすることを目的に、運動前、運動中、運動後、と細かく血圧を測りながら、運動を行いました。それで、ある程度、血圧は下がります。しかし、安定性には、欠けるのです。心理ワークなどでも、一時的には下がるのですが、その後上がり要因がはっきりしません。不安定な中で、日常生活を送ることになります。できるだけ薬は飲みたくないと、思っていました。自然な身体が好きだったし、様々な情報から医療不信が、根強かったからです。しかし、もしかしたら この疑いの方が、症状を作っているのかもしれない、と思うようになりました。それで、夫がわたしの病気のガイドラインを調べてきてくれました。それをよく読み不信からでなく、共通の言語で、お医者さんと話せるように準備をしました。お医者さんは、ガイドラインをもとに、仕事をしていらっしゃいます。エビデンスレベルを見ながら、お話をしていらっしゃいます。それを 否定 することなく、こちらもきちんと勉強して、準備してちゃんと自分の病気のことを 西洋医学的にも 理解して話をした時、相手のお医者さんが、すごく有能な方に変わりました。当たり前ですが、そのことについて医学的なしっかりとした知識を持っていました。医療を否定して話していた時には、決して聞けなかったような内容でした。それで、わたしは、薬を飲むことにしました。まずは受け入れる信じることが、わたしに必要なプロセスと思ったからです。今でも、もしかしたら将来は、薬を飲まなくて済むようになる希望については持ち続けています。しかしそこにもしかしたら行くまでのプロセスとして不信の世界から自分が抜けるプロセスとして今の医療やそこまでの医学の積み重ねに対する人の善意を受け取る過程が必要なのではないかと思いました。そこから話をした時、お医者さんは自分の持てる知識を最大現につかってとてもベストなコンビネーションで薬を出してくれました。もちろん、こちらがその投薬のコンサルテーションの時に、ちゃんと リスポンド できる内容を持っていた、というのは大切なことだと思います。ですから、闇雲に 善意を信じる のでなくきちんと自分は自分の病気を誰も直してくれないのですから自分で向き合って、調べてそしたら必ず、助けてくれる人が現れると思います。それまでも降圧剤は飲んだことがありましたが、あまり効きませんでしたが、しかし今回このようにして薬を飲むようになってから、血圧がものすごく安定するようになりました。そして、生活自体も 安定 しました。それは、現実には 薬が変わったからなのですが内側が整った時に、外側が当たり前のように現れるというのはこんな感じのことかもしれないな~と、わたしは血圧のことを一日中気にしなくてはならない生活から解放され、好きなことを 疲れるまで思い切りすることが、出来るようになりました。