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聖書 みことば からのメッセージ

聖書から、私たちに書かれているメッセージは何かを書いていきます。
聖書各書のジャンル、構造、文脈を大切にして釈義しています。

創世記39:1-20の聖書本文はこちらから

【中心聖句】
「【主】がヨセフとともにおられたので、 彼は幸運な人となり、 そのエジプト人の主人の家にいた。(創39:2)」
「ご主人は、 この家の中では私より大きな権威をふるおうとはされず、 あなた以外には、 何も私に差し止めてはおられません。 あなたがご主人の奥さまだからです。 どうして、 そのような大きな悪事をして、 私は神に罪を犯すことができましょうか。(創39:9)」
「ヨセフの主人は彼を捕らえ、 王の囚人が監禁されている監獄に彼を入れた。 こうして彼は監獄にいた。(創39:20)」


【文脈の理解】
ヨセフは兄弟たちによってエジプトへ奴隷として売られた。ヨセフはポティファルというパロの廷臣で侍従長のところへ売られた。

主はヨセフとともおれらたので、ヨセフは幸運な人となり、ヨセフのすることすべてを主が成功させてくださった。それゆえ、ヨセフはポティファルの家と全財産を管理するようになった。

主人の妻はヨセフが体格が良く、美男子だったので、いっしょに寝ようと誘惑した。しかし、ヨセフは神と主人に誠実であり、はっきりと丁重に断った。しかし、彼女は毎日ヨセフに言い寄った。

ある日、ヨセフが仕事をしようと家に入ると家には誰もいなかった。そこで主人の妻はヨセフの上着をつかんで、いっしょに寝るように言い寄った。ヨセフは上着を彼女の手に残して、外へ出た。彼女は家のしもべたちと主人にヨセフが襲ったとうそを言った。主人は怒って、ヨセフを監獄に入れた。

ユダはタマルが売春婦になりすましたとき、その誘惑にすぐさまのった。しかし、ヨセフはポティファルの妻の誘惑にのらない神と主人に忠実な人であった。


【著者の意図】
ヨセフは奴隷となる中で神に人格が変革する。そして、奴隷であっても主はともにおられ祝福を与えた。同じように、イスラエルは荒野で信仰の試みを受ける。しかし、それは忠実な者となるためである。そして、主は荒野のイスラエルとともにおり、みこころのままに導いてくださる。


【現代へのメッセージ】
ヨセフは自分自身の未熟さのゆえに奴隷として売られた。しかし、主はその悪を善に変え、ヨセフの人格に変革を与えた。それは、後にイスラエルの家庭を助けるためであった。ヨセフが苦難の中を歩んだのは自分自身が原因であったが、キリストは義のゆえに苦難の道を歩み、十字架についた。その血によって、信じるすべての国民に永遠のいのちの祝福がもたらされるためであった。

私たちはイエスの血によって新しい神の民とされた。それゆえに、御霊は私たちのうちに住み、どのような境遇の中にあっても、主はわたしたちとともにいてくださる。もし、苦難の中を通るなら、それは主が私たちをキリストの似姿に変えるためであり、主はみこころのままに私たちを導いてくださる。