execute/Allez URAWA -80ページ目

2009シーズン 第21節 vs.ガンバ大阪【TV観戦】

ガンバ大阪1-0(前半0-0)浦和レッズ

得点者:89分播戸(G大阪)
入場者数:20211人

---エジ--高原---
原口--------直輝
---細貝--啓太---
平川-阿部--坪井-暢久
-----都築-----

29分:直輝→ポンテ
63分:高原→闘莉王
84分:原口→梅崎

--レアン--ルーカ---
二川--------遠藤
---明神--橋本---
下平-山口--中澤-加地
-----松代-----

HT:二川→佐々木
76分:ルーカス→チョ・ジェジン
86分:レアンドロ→播戸


G大阪の入り方は、前回の対戦と同じくゴール前にボックスを組んでのカウンター狙い。おかげでサイドを深い位置までボールを運べますが、そこからは相変わらず。エジはお疲れ、高原は迷い気味で持ち味発揮する場面なく、原口の精度もイマイチ。

CKを取るのがやっとというあたり、根深さを感じさせるゴール前のアイデア不足です。


そんなときの直輝ですが、芝に足をとられて前半29分で無念の交代。浦和のダイナミズムを生み出しているのは間違いなく直輝なので、この時点でフットボールの質が変わってしまうのは明白でした。

案の定、横パス回しにアクセントを加える縦への突破を誰もやらずじまい。交代投入のポンテが悪いというより(そういうタイプの選手ではないし)、直輝に頼りっきりで、“自分のエリアで仕事してればいいや”的な発想になってるっぽいのがなんとも。


G大阪としては手を焼いていた直輝がピッチを去ったので、前半途中から遠藤が高めのポジションを取り出すとペースはG大阪へ。

浦和のDFラインを下げさせるために裏を狙ったり、明神・橋本・下平あたりが遠藤が上がった際のフォローの仕方を素早く変えられる意思の統一性など、チーム完成度の高さはさすがのG大阪。浦和も早くああなってほしいものです。


後半開始からも、直輝がいなくなって横につなぐばかりの浦和に得点の匂いはせず。G大阪もきちんとパスワークで組み立てられると攻撃の厚さがありますが、その回数は少なく、膠着状態というか。


70分前後から疲れが見えてきた双方。マークが散漫になり、バイタルエリアに空きが目立つようになると、浦和にもいくつかチャンスが訪れますが決めきれず。そしてフィンケ監督はそのタイミングを待っていたかのように闘莉王を投入。

交代はなんと高原。突如出現した「闘莉王大作戦 (C) ゲルト・エンゲルスに唖然呆然。


「やあ、やあ、我こそは○○なりぃ~」な選手が前に2人いてもできることは少なく、二列目に入れるくらいなら、トップにいれて明確な意図を伝えた方がよかったような。


後半残り5分くらいになると、梅崎が今季初出場。出場時間は短かったですが、動きだし、突破力ともに勢いがあり、直輝と並び立つことを考えると、一筋どころではない光明が差したように思います。


まぁ、“アウェイって考えれば、引き分けでも、今の浦和にとっては御の字か”と一足早く思考の試合終了を迎えたのですが、ロスタイムに阿部が目測を誤るミスを犯し、播戸に決められ、勝ち点がこぼれ落ちてしまいました。

目測誤りもキツかったですが、その後、坪井と阿部が二人ともチョ・ジェジンのケアに回って、播戸へのチェックに行かなかったことも致命的な判断ミスでした。今季先発出場がなかろうとFWはFW。あのエリアでフリーにするのはオウンゴール並みの献上です。

古巣との試合に燃えていたか、都築が確変中だっただけに、なおさら悔やまれる失点でした。


これで公式戦5試合連続封殺という、泥沼から抜け出せない状況が続くことに。次節は柏レイソル戦ですが、啓太・坪井が累積で出場停止。おそらく直輝も使ってこないだろうことを考えると、縦のラインがスポッと抜けてしまうことになります。

阿部をボランチに上げて暢久と闘莉王のコンビにするのか? あるいは細貝の相方を濱田に務めさせるのか? 苦しいお家事情はまだまだ続きそうで、梅崎への期待ばかりが募る日曜の朝。昨日の終戦記念日を、浦和の終戦記念日にさせてたまるかと、若干虚しさ交じりに思う日曜の朝。