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ナビスコカップA5_vs.ジュビロ磐田

浦和レッズ1-0(前半1-0)ジュビロ磐田

得点者:25分高原
入場者数:17,172人

---エジ--高原---
セル--------峻希
---細貝--啓太---
アレ-坪井--暢久-西澤
-----山岸-----

8分:アレックス→永田
72分:セルヒオ→濱田
85分:西澤→赤星


---前田--萬代---
-西-------太田-
---上田--成岡---
山本-大井--那須-加賀
-----川口-----

67分:西→村井
67分:成岡→犬塚
88分:萬代→中山

方や中3日の浦和と方や中9日の磐田。

その差が出たのかはわかりませんが、怪我人多いチーム同士の一戦は、磐田が積極的なプレスで浦和の攻撃を潰すことに成功。西や太田がボールに絡み、前田と萬代も球際で競り勝ってボールをキープし、ペースを浦和に渡しません。

ボールを落ち着けられない浦和でしたが、さらに、アレックスが開始8分で負傷交代という緊急事態に見舞われてしまいます。

アレックスの詳しい症状はまだわかりませんが、昨年の柏戦と似たような感じといいますか。特に接触プレーがあったわけでもなく、身体に無理がかかるプレーをしたわけでもなかった感じだったので、その分イヤ感じです。

ネガティブな想像をしてしまいますが、戻ってこい! 俺たち待ってるから! 必ず! 俺たち信じてるから!



このアレックスの怪我で急遽出場となったのは永田でした。忘れがたいデビュー戦となったと思いますが、入ってすぐの守備で、サイドラインを上がってきた磐田の選手をほったらかしにして、ひとつ内側にいた萬代につくというハラハラものの守備を披露してくれました。

実は、ほったらかした選手はオフサイドポジションになったため、永田はそれを見越して萬代についたのでしょうが、細貝が何度も“サイドの選手を追え”とジェスチャーしていたので、連携面での不安がかいま見えました。

けれど、前半、あたふたしたシーンはこれくらいで、後は合格出来。ライン取りも1対1もしっかり対応できていましたし、攻めにも絡んでセンタリングを上げたり、と、不幸中の幸いどころか“輝き”といえます。


前半20分ぐらいからは徐々に浦和ペースとなりだし、セルのドリブルに細貝とエジが絡み、PA左でフリーになっていた高原につないで、ついに高原が2009年の初ゴール!

長かったなぁ。いや長かった。でも待ったかいがありましたよね。

あとだしジャンケンみたいになっちゃうけど、試合前のシュート練習で、すっげぇ豪快な、調子の良さがわかるシュートを打ち込んでたんですよ。スピードもコースもチーム一いい感じで、“こりゃ、今日こそは期待できるぞ”と、試合前から勝手に興奮してたら、本当に決めてくれてビックリ感動もんでした。


その後は、セカンドボールはほぼ拾え、再三に渡って、西澤や永田が両サイドをえぐるなど好機を演出し、エジも豪快なシュートを放ったりしました。惜しむらくは、その勢いの中で追加点が奪えなかったことでしょうか。


一方の磐田は、
普段どんだけイ・グノ頼みなんだ? という感じで、ボールをつなげず、とにかく前線の前田と萬代めがけ、あるいは浦和DFの裏を狙って縦パスを送り込んできますが、前線からの守備が効いているのと、坪井、暢久のCBコンビがキチッと対応してピンチらしいピンチはなく前半が終了しました。



後半も浦和ペースで、攻勢をかけていきますが、エジのシュートはわずかに枠外だったり、速攻から峻希がエリア内に突入するも粘りすぎてシュートを撃てなかったり、西澤のミドルが川口のファインセーブにあったりと、若干“逆に、相手にスコ~んと決められるときってこういう時だよね”的な雰囲気になりました。


そうこうしているうちに、後半半ばから徐々に集中力の落ちてきた浦和は、中盤でボールを奪うことができなくなり、ジリジリと後退せざるを得ない状況になります。好機ととらえた磐田は、ターゲットを永田に絞ったようで、とにかく左サイドにボールを回して攻め立てます。

永田もいきなりのデビューで、ナチュラルハイからくる、思った以上の疲労があったのでしょう。太田へのマークが間に合わなかったり、振り切られたりとサイドをえぐられるシーンが増えました。


で、西澤も西澤で疲れていたのは確かで、左サイドからのセンタリングでファーにいた磐田選手がフリーになっているという、決定的なシーンまで数度出てしまいましたが、その度に立ち塞がったのが、DFバンディエラこと山岸、暢久、坪井のベテラン勢でした。

後輩のミスもなんのその、とばかりに暢久・坪井が巧みにフォローし、山岸が体を張ってシュートを防ぎ、上田のFKからのピンチも降臨山岸が防ぎます。これも、“ベテランと若手の融合”の一つの形といえるかもしれませんね。

運動量・集中力ともに落ちた終盤に磐田の猛攻を受けましたが、最後は、お得意(?)の相手コーナー付近での時間潰しで粘る磐田を振り切りました。


ここ数試合、勝ちきれない、あるいは、内容に満足できない試合が続いていますが、それでもナビスコカップは暫定首位。野球じゃないですが、日替わりでヒーローが出てくるあたり、着実に底力がアップしているように感じます。


ようやくミッドウィーク地獄からも解放され、次節まで中9日ありますから、ゆっくりと養生して、夏の暑き戦いに備えてほしいですね。