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ナビスコカップA7_vs.大宮アルディージャ

浦和レッズ6-2(前半1-0)大宮アルディージャ

得点者:38分山田直、52分(PK)・57分エジミウソン、52分高原、65分土岐田(大宮)、71分原口、83分藤田(大宮)、89分山田
入場者数:36,251人


---高原--エジ---
原口--------直輝
---細貝--啓太---
永田-坪井--暢久-西澤
-----都築-----

56分:直輝→峻希
68分:西澤→エスクデロ
78分:細貝→堀之内



-----藤田-----
藤本---斉藤--土岐田
---新井--金澤---
村山-冨田--片岡-塚本
-----江角----

54分:斉藤→橋本
60分:新井→石原
88分:塚本→デニス マルケス


勝ちが必須となり、その相手がリーグ戦で1-1のドローとなった大宮。

が、ここ最近の大宮は、チーム絶賛炎上中。リーグ中断後のナビスコカップで、広島に7失点。翌週横浜Mでも3失点と、まさに守備崩壊の典型を披露しています。


大宮の戦術は、しっかりリトリートしてから縦パス一発の速攻です。

この場合、相手にボールを持たれる(具体的には細貝と啓太)のは仕方ないと、前線からのチェックは半ば捨てて、CHとCBでボックスを組んで中央を厚くして弾き返すというものです。似たような感じでいうと、5月16日にあったG大阪戦が、結果としてはそうでしたね。

ところが、大宮の守備が崩壊しているのは、ボックスをきちんと組めていないので(CHとCBの距離感がメタメタ)、CHとCBの間で、直輝なり、原口なり、高原なりに楽々ボールを保持される点と、そこでボールを保持されるので、CBの裏を突かれやすくなる点です。

さすがに広島と横浜M戦の失態で修正効かせてるだろうと思っていたら、この日もグダグダでした。
どこで取りに行くかくらい、選手にきっちり伝えとけよ、とか思いますが、監督の限界って事なんでしょうか。

おかげで久しぶりのお祭り状態になることができましたが、大宮は来週のリーグ再開までに修正していかないと“始めイケイケ 中グダグダ 帳尻合わせでギリ残留”といういつものパターンを通り越し、“♪オマエらJ2よく似合う~”が現実になってしまうかなと。



なんだか大宮のことばかり書いてしまいました。浦和の昨季最終節がダブって見えたからでしょうか(苦笑


今日の大量点。
各得点シーンに関しては、フィンケの目指すフットボールがきちんと浸透してきている証だと思います。ただ、今回は相手の炎上あってのものだと思うので、敢えて苦言といいますか。


かなり蒸し暑い中、若手も中堅も運動量が豊富で、絶えず動けていたと思いますが、もう一段階上に行くために、その質にこだわってほしいと思います。

まだまだ見受けられる、スペースへの動きだす意識があるが故のポジションかぶりや、狭いポジションでの精度の低さは、素早い判断と動きの質を上げることで解消できるはずです。

なにより質が高くなれば、無駄なスタミナロスもなくなるし、より自分たちのペースを保ったまま試合を運ぶことができるようになるので、絶対的な強さを持てると思います。


バルサは特別なチームかもしれません。でも、チャンピオンズリーグ決勝を、あの完璧ともいえるフットボールを見てしまった以上、浦和にもあのレベルを目指してほしいと思います。



来週からリーグが再開し、1カ月後に広島と対戦します。

広島は、今節の磐田戦に負けて、ナビスコカップ予選リーグ敗退となりましたが、個人的に、広島のフットボールはとてもモダンだと感じています。ミロシェビッチ監督の戦術がきちんと浸透してきているというか、現時点で浦和よりも完成度の高いチームだと思います。

GKからきちんと組み立てていこうとする姿勢はとても欧州フレーバーで、負けても、チームコンセプトがきちっとわかるフットボールを展開していて、浦和が再び世界へ挑戦するために、広島は、現在のJチームの中にあって、その試金石としてはうってつけの相手だと思います。

前回の対戦では敗戦を喫しましたが、あれから浦和がどれだけ成長できたのか? そして、最終節の鹿島戦へ向けて、チームが正しい方向で進めているのか? それを確かめられる好敵手なので、次節からの3戦はその辺に注目していきたいと思います。