Book Review

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本の簡単なまとめと思ったこと

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さて、先日読んだ本は茂木さんの「頭は本の読み方で磨かれる」です。

読書好きな茂木さんが読書の利点についてまとめられている本です。茂木さんの読書体験や、脳科学的な根拠など交えてありとても参考になる内容でした。

1 読んだ本の数だけ、高いところから世界が見える

読んだ本が足元に積み重なっていって、本を読めば読むほど高いところから世界を見ることができるようになる。
ジャンルが多いほど、その面積も広がっていって、より深く広く世界を見ることができるようになる。イメージしやすくておもしろい表現だなと思いました。

2 本を読むのはシンプルにかっこいい

本をファッションの一部のように考える。こんな本を読んでる人だとアピールするために持っていたり。持っていたらかっこいいと思われるような難しい本や新聞を小脇にはさんでみたり。そういう感覚で本を買うのもいいし、おもしろいなと。自分の今していることや持っているものに誇りを持てること、そういう自己満足ってとても大事なことだと思います。

3 自分の軸となる『カノン』をつくる

何度も読み返すような、自分の軸となるような本を『カノン』と呼ぶそう。教会の言葉の、経典、動かせない柱という意味からきているとのことです。確かに何度も読み返す本ってほとんどないけど確かに何冊かあるなー。これが自分の軸になっているのかもしれません。

4 言葉で語りすぎないという芸術

難解な文章には難解でなければならない理由がある。分かりやすく書いては書ききれないことがああるのかもしれない。難解な文章って気取ってる感じがしてあまり深く読み込んでいませんでしたが、こうやって読んでみるとまた違うのかもしれません。


さいごに

おもしろい表現だなと思ったところだけを簡単にまとめてみました。実際はもっとためになるような読書の利点がたくさん書いてあります。もともと読書が好きな人は共感できる部分がたくさんあってさらに本をたくさん読みたくなるし、普段あまり本を読まないけど読みたいなーと思ってる人にとっては本を読むきっかけになるヒントがあるんじゃないかなと思います。

オススメ本が多数掲載されていて読んでみたくなる本がたくさんありました。とりあえず、読もう読もうと思いつつ手を出せていなかった古典を読み始めました。古典なんて久しく読んでいなかったので、とても新鮮。

世界が広がる感覚を少し感じられました。いつもの自分とかけ離れている時代や内容であるほど振り幅も大きくなる気がします。どんな世界が広がっていくのか、読みすすめるのが楽しみです。


頭は「本の読み方」で磨かれる: 見えてくるものが変わる70冊 (単行本)/茂木 健一郎

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