ここ数日の所感 | ExcomAdvisorのブログ

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本稿は私・平田幸治の個人の意見・見解等を綴ったものです。

  ポーランドへミサイル着弾

  ポーランドへの「迎撃ミサイル」の着弾は、NATO条約第5条が同意されれば全面戦争だ。ロシアの決断で始まった戦争で、回避すべきは「誤解」である。キューバ危機のケネディ大統領は同じピューリッツァー賞作家のバーバラ・W・タックマン著『八月の砲声』を知っていた。核保有国が対峙しているのである。

 

  休戦を探る

  米軍高官は「ウクライナは、すべての領土は取り戻せない」と述べたとTV報道で伝わったが、これは休戦過程への瀬踏みかもしれない。しかし、ゼレンスキー・ウクライナ大統領はいづれの国の傀儡でもない。武器供与の行方が焦点ともなろう。プーチン・ロシアに休戦の決意が要る。休戦への国際合意をつくりだすことだ。

 

  ドナルド・トランプ氏

  トランプ氏のクリントン元国務長官、バイデン大統領への大統領選挙戦での罵声の数々は隣国の同盟国への報道を観ていても普通には思えなかった。議事堂への乱入を煽るような行為は同盟国の名主の一人の所作ならば失望以外にない。ペンシルバニア大学ウォートンスクール出身のトランプ氏の資質の是非ではなく、宥和的所作を嫌う同氏の姿勢に選挙という民主主義の弱体化を招くことに深い危惧を覚えるのである。

 

  トルコの仲介

  ウクライナ戦争の憎悪の戦場はプーチン・ロシアの決断から始まった。司馬遼太郎著「ロシアについて」(文藝春秋)にもある歴史的性格もある。アメリカのロシア弱体化政策は、2022年11月13日 @scoop_BSA 杉田弘毅氏のトルコ外相取材でも停戦交渉を遅らすことになったかもしれない。ここは普通の今日と明日のウクライナの人びとの生活を考えたい。国際社会は大きな平和への力を動かしたい。

 

  ラグビー

  @NHK_GTV#サンデースポーツ ラグビー「日本-イングランド」は、五郎丸氏の試合後解説のようにいいところはなかった。したがって、早稲田大学ラガーマンOBの #豊原謙二郎 アナの名セリフはなかった。日本の勝利か豊原の実況放送を視聴するのかそれは別としても、勝利なくして名セリフはないだろう。

 

  (ひらた こうじ)<了>