ピンポーン♪とチャイムがなった
瞑想中なのに・・・
玄関のプレートを読まないタイプの人だわ
出たくないなぁ・・・
無視していたら
ドアをノックする音が続く
仕方なくエントランスにでると
１5年以上会っていない (それ以上かも)
顔も忘れかけていた
知り合いが立っている
『私ね、占い師になりたいので相談にきたの
将来、困っている人の心の支えになりたいの
私が占い師にむいているかを
同年代の女性から客観的にみて欲しいのよ』
『セッションは予約制になっているし
今日は、これから予定があるから
長く話せないし…..』と話せば
『あー...せっかくだけど
占って欲しいというわけじゃないの
占いをやっている女性からみて
(私が）占いの世界に向いているか...とか
占いが上手くなれる才能あるか…とか
何処で習ったらいいか
習うなら、今からなのか何年くらい先なのか…を
経験を参考にアドバイスが欲しいのよ』
とおっしゃる
つまり、
占い師として営業している者でも
経験を踏まえたアドバイスであるなら
お金を払う必要は無いであろう
・・・という考えで訪ねてきたのだった
私からすると
彼女が求めているアドバイスには
占いを使わなければならない事柄が
幾つも入っていて4〜5分の立ち話では
終わらないだろう
今後、この人と会う事はないだろうと思い
お帰りいただいた
彼女が占いの技術を学び
他者を占う日がきたら
何故、私が彼女の要求を断ったか
真意がわかってもらえると信じたい