限定品のヴィンテージタロットカード、
作りだされた時代のクオリティを再現したような、翻刻版のタロットカード、
失われたカードを現代のデザイナーが作成して補い完成させた
復刻版のタロットカード… 少し古典的なタロットカードには
謎解きの絵札としての不思議なオーラが感じられるから大好き。
朱里さんはパソコンの画面から、それら眺めては楽しんでいます。
なぜなら…
絶版で入手が困難になっていたり、
数万円という価格設定が壁となったりで
おいそれとは、購入できない現実があるのです。
大アルカナと小アルカナの( 絵札・数札 )の
全てを見たいなぁ~
好奇心が抑えきれなくなったときは
専門書の助けを借りることにしています。
最近、重宝している専門書が
山川出版社 『 タロットの歴史 』 です。
タロットカードの基本となる、
ヴィスコンティ版 ・マルセイユ版 ・ウェイト版
これら、3つの系統のタロットカードが世に出た背景を
西洋史の流れにそって丁寧に紹介しております
海外の美術館でしか見る事ができない
絵画や彫刻、タロットカードの原版の写真も、
オールカラーで掲載されているのです
タロットカード愛好家の皆様のみならず、
タロットカードに興味を持ち始めた方の入門書としても、
お薦めできる一冊かなと…思っております。