Excelr 1000倍の仕事力! -2ページ目

EXCELは決してDBではないということ

Excelは2003では65536行でしたが、2007で1,048,576行と扱える
件数が増えてきました。
これはニーズもあることですから当然の傾向なのでしょうが、
件数が増えれば、処理する時間が余計にかかってしまうのも当然です。
組み方の工夫はありますが、しかし、ExcelはDBではありません。
万、十万単位のデータを抱えてしまうと途端にパフォーマンスが落ちてしまいます。
大量データを複雑なロジックで処理するように想定して作られていないと
言っても良いし、確かにあまり向いていません。

それくらいの件数は汎用機やオフコンなら一瞬で終わってしまいますが、
パソコンのスペックを上げて対応しても今のところやはり無理があります。
なるべく条件文を入れないことが処理を早くするには一番良いのですが、
そうも行かない場合が多々ありますよね。

やはり表計算として表示しないといけない分メモリー食う気がします。
なるべく表示するのをさけて裏で動かすと言うのも手かなと。
それとACCESSなどのDBを使うことや、
予めデータ加工は他の言語でやっておくなど
してExcelの負担を少なくしないといけません。

Excelがとっつき易いからと言って、いきなり開発しないで
デザインできるSEに設計をまかせ、その後開発に入るべきでしょう。

結局はコストがかからずに済むことが多いように思われます