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コレジョ・コレダン専門学校

「見守りん」のアテンダーが赤裸々に語る、
コレジョ(高齢女子)コレダン(高齢男子)たちの、ホントの気持ち。

隣国の大使館にお勤めの息子さんを持つ、ハナさん(仮名)のお話です。

先日、日本を離れて暮らすことが決まった息子さんからのお手紙について、その内容を教えていただきました。

会話の中で息子さんのお話になり、「息子夫婦が先日、仕事の関係で海外に生活拠点を移してしまった」とのことでした。

手紙は大切に引き出しにしまっているようで、一度部屋の奥に歩いていき、大事そうに両手で抱えて、微笑みながら戻られました。

ハナさんは「いずれは日本で一緒に暮らせる」と漠然と思っていたようですが、息子さんは海外に永住することを決断したそうです。

手紙には、日本に残していくことになる母親を思いやる文章が、手書きで便箋4枚に綴られていました。

そして、いくつもの「書きなおした痕跡」が目に入ってきたのです。

メールでは決して伝わることのない、何度も何度も言葉を吟味しては書き直している息子さんの姿。

親に手書きの手紙を送ったのは、小学生の頃が最後だったような。。
そんな自分自身を、思わず恥じてしまうような手紙でした。

誰ですか?ワードの「コメント履歴」機能を使えば、推敲したプロセスが分かる、なんてゆってる人は(笑)。

そんな大切なお手紙を、改めて一緒に味わい、ハナさんご自身の決断も間違いではなかったのだと、心から納得されたような表情を浮かべられていたのが印象的でした。

また大切に両手で抱えながら、元の場所に手紙を戻す後ろ姿を見ながら、直筆の手紙は、本人と同一視しやすいのだろうなと、そんなことを考えてしまいました。

そう。まるで、産まれたばかりの我が子を抱くようにも見えたのです。