子宮筋腫摘出術
夫と2人暮らしの入院9日間入院~退院日までの記録
入院日平成24年9月20日(木)
手術日平成24年9月21日(金)
退院日平成24年9月28日(金)
「手術後一日目篇」
手術後一日目は9月22日土曜日
お決まりの6時起床からバタバタと病棟の朝は始まる
眠りは浅く、早朝から僅かな物音も気になっていた
血液検査からスタート
7時に酸素マスク、足元のエアーマッサージ、バイタルチェックが外された
かなり身軽になるも、まだ点滴と硬膜外麻酔
この日まで絶食、同室に運ばれてくる朝食の匂いも気にならず
午前中は目をつぶると眠りについて、物音で起きる、そんな感じ
午後になり、ナースが尿の管外しましょう、とやって来た
これが外れると自分で歩く事になる…ちょっと不安
管を抜く時、痛みが走る…デリケートな部分なので当たり前ですよ、ええ
うぅぅぅと悶絶
一仕事してまた眠る
血液検査の結果、白血球が高いため、抗生剤の点滴を明日まで継続
夫が美容室行ってきたよ~とサッパリした様子でやって来た
一番安心できる存在と改めて思えた
しばらくして、母も来た
自宅で家事を諸々やってくれていてとても助かります
ホントにありがたい、感謝の言葉しかない
12時から面会時間となるため病室には91歳マツさんや同室入院の方々にも
面会家族が多く賑やかな午後だった
のんびり過ごしていても生理現象がやって来る
尿管外して始めてのトイレ
右手には点滴、術後初めて起き上がる大仕事
ウワサには聞いていたが、とにかく起き上がる行為が何とも言えない痛さ
腹筋を切って、患部を取り除くため腹筋がいつも以上に弱っています…
もともと、腹筋運動が好きじゃないので痛さ倍増
ベッドからやっとこさ降りて、点滴棒を頼りにゆっくりゆっくりゆっくり
病棟から数十メートル先のトイレまで歩きます
ナースと心配そうに付き添う母
背中を丸めると切った部位が痛くなるような感じがして
背中がピーーーーーンとキレイに伸びている、と母の実況に笑う余裕すらありません
狭いトイレで利き手の右手の点滴を気にしながら、四苦八苦…
やっとの思いでトイレを済ませ出て手を洗うと、酷いめまいと吐き気
隣で同じくトレイを済ませた主治医が、がんばったね!えらい!えらい!とニコニコ
と、言ったすぐ後に顔色悪いね、車椅子持ってきて!!!と即ナースに指示
10分位掛かってやっと歩いたところを帰りは車椅子で風を感じて一気に到着
またしても、寝たきりの病人(そもそも病人ですけど)
点滴は入りっぱなしなので苦しみながらトイレへ…
この日はナースが付き添いしてトイレに行った
その都度、練習だよ!と勇気付けられた
その次は病室から近い分娩室のトイレを使った
バリアフリーのトイレで広くて手すりがあって使いやすい
考えられて作られているのだと実感することができた
3回目のトレイの時、またしても具合が悪くなり、主治医が硬膜外麻酔を抜いた
強力な麻酔薬、いわゆる副作用が強く出やすい
神経に直に効く痛み止めともお別れし、いよいよ点滴だけになった
全部で5回トイレに行き、生きるって大変だな…と思った
主治医は女性、頼れるアネゴです
トレイに行くだけで疲れてしまい、寝てばかりいるため、夫と母に帰ってもらった
病院にいるだけで疲れるもんです、ありがとう
術後のトレイは壮絶