子宮筋腫摘出術
夫と2人暮らしの入院9日間入院~退院日までの記録


入院日平成24年9月20日(木)

手術日平成24年9月21日(金)
退院日平成24年9月28日(金)

「入院生活入院当日篇」

入院最後の外来でも説明があり、外来後立ち寄った入院受付でも説明されたため
入院当日10:00に入院受付へ
結構混んでいて、世の中には病人が多いなって思った
待ち時間含めて45分くらいで受付が終わり、入院受付から病棟に連絡しOKが出ると病棟へ案内される

わたしとしたことが…スマホを自宅に忘れてしまい、付き添いの母に取りに行ってもらう始末…情けない…とても助かりました
病院と自宅が目と鼻の先で良かったなって思った

病院はA棟(病棟外来+医局管理棟)、B棟(病棟検査等外来+高精度放射線治療センター棟)と二つの病棟から成っていて、はじめての人は迷うに違いなし
母が来る前にわたしが病棟に案内された為、母は入院受付からすぐ上の真上に来るだけなのにかなり迷ったらしい

病棟に上がると、ベッドの用意が出来てなかった
一人用の個室へ案内され、しばし待機
外は天気が良いし、とても元気だし、ムダな時間だなー、落ち着かないなーって思いながら母とボソボソ会話

担当させて戴きます!とテキパキ美人ナースがお部屋に入って来た!
ナースの肩に「主任」の札が付いていた☆
手首にカルテNo.、名前、年齢、産婦人科、担当医が書かれたリストバンド
点滴は利き手と反対にするのが一般的らしいのでその邪魔にならないように利き手の右腕にリストバンドを抜けないように調整して付けて下さった
これでメデタクw病人の一員となりました

血圧を測る「134/87」ぎゃぁーーーー初めてだよ!高い!
ここでも緊張していたり、異常発覚w

また、しばらく待機
病棟のナースはとても忙しそうです

失礼しまーーーーす!と元気よく主任さんががお部屋に入って来て病棟での書類を提出

※手術・麻酔・検査・治療等医療行為 意思決定書
※麻酔・手術前のチェックリスト
※情報用紙(データベース)
これが終ると、病棟で受け取る書類、麻酔科、薬剤師の説明があるとお話し
病棟で受け取った書類は「入院診療計画書」これは入院から退院までのスケジュール表
「子宮筋腫摘出術クリニカルパス」あくまで予定ですとあり、左下にさり気なく入院費用の記載も
3割負担で40~50万円とあった
一枚はカルテに保存、一枚は患者控えでそれぞれ主治医、担当ナースの名前、患者名の署名

入院診療計画書があるために、今日は何をしていいのか、一目で分かるので
いちいち不安なことをナースに確認しなくても良いのが利点

これが終ると、おへその処置
手術はへそ下から縦切り、おへそが汚いと感染症などの問題があると説明
オッサンなんかはホントにおへそが汚くて臭いがヤバいらしい…
わたしはキレイですよ~って麺棒もしっかりチェックしたw

結婚指輪も外して、夜夫が来たので自宅へ持ち帰ってもらった
体温計の貸与、退院迄一日3回お世話になった

お昼ですーと病院食が運ばれて来た
母の分はないので、下のファミマで調達
たしかこの日は苦手なゴーヤーチャンプルーと山菜おこわだったような…
ごはんは美味しかったなーこの先の病院食に期待感☆

食事後またしばらくぼーっとして
患者衣のレンタル手続きに1階へ降りて戻って来ると
ベッドの用意が出来ました~♪と連絡
いそいそと荷物を持ち205室4人部屋の窓側へ
収納が沢山あって、外も見れるいい環境
産婦人科ゆえにお産が多く、手術の人がまとめて入る部屋らしい
みんなカーテンでしっかりプライベートを守っていて、気配はする程度
わたしも着替えて、見た目ホントの入院患者

やたら、ぼーっとしてるけど、落ち着かないのです
ベッドも落ち着いた頃、麻酔科医師が説明に来た

手術で麻酔をするのは別の医師です♪と断り
麻酔科、全身麻酔と硬膜外麻酔の説明

全身麻酔は手術中に使う麻酔
脳に麻酔をかけ意識、痛みを取る方法で喉に挿管する
病棟に帰る時にはほぼ会話が出来ると説明があった

硬膜外麻酔は全身麻酔が切れた後に傷の痛みを和らげる目的の麻酔
髄膜を包んでいる「硬膜」の外側に細いカテーテルを留置する麻酔のこと
ただ、背中から針を刺しカテーテルを留置します
手術室で手術前に処置します、すごく痛いと仰る方がとても多いです
(「麻酔についての説明・同意書」には点滴と同じ程度とあります…ふむ)
神経にとても近い部分に針を刺すので痺れ感はないか等安全を確認するために
全身麻酔の前、意識がある時に行いますと説明
合併症は神経損傷、局部麻酔薬中毒、頭痛等
ただし、合併症の危険よりも回復するための利点が多いため、全身麻酔と併用している

一連の説明が終ると、同意書に説明医師と患者のサインをして、おわり

麻酔科の説明医師、新米医師か?20代の思しき女医さん
的確に図を書きながら丁寧に説明して行きました

はぁー緊張、母が自分が局部麻酔薬がダメとか言い出すからイラっとしたが
ご家族で麻酔でのトラブルありますか?とあったなと思ってみたり
落ち着かない…な、病気のことは心配していないとは上辺だけか~w

続いて、薬剤師が入って来た(こちらも若い女性)
明日の手術に向けて夜9時(消灯時間)に下剤「プルゼニド錠12mg」服用
手術予定が午後のため、12時迄は水はOKです
朝起きると水も飲めません、絶食なので朝から栄養摂取と電解質を整える点滴、麻酔を入れるための点滴します
術中、術後は丸二日点滴です
手術後二日目からケフラールカプセル250mg抗生物質、飲み薬に代わります
さくっと説明が終った

母も帰ったので一人の時間になり、ホントにぼーっとした
ナースが来て、手術室に持って行く、腹帯、T字帯、ナプキンをピックアップ
術前はシャワーに入れるのでシャワー室に名前を書いて、トイレ、洗面所の確認
特に食事制限もないので、ファミマでハーゲンダッツ紅芋を購入
これを食べられるのは次、いつなんだろ?と味わった
シャワーは17:00~17:30一番最後に

夕飯頃18:00前、母が戻って来た
夕飯はピーマンの肉詰め他だったかな?
これやだ、って思ってもこれしかないのでしっかり食べた

ごはん中に主治医の回診、ちらっと顔観て、明日よろしくね♪って
え?それだけーーー???先生わたしのこと大丈夫しか言わないしなー
「度胸あるし、心配ない」それだけ

ま、食後ナースからもう一度説明
明日は2例目で13:30までにご家族は病室に来て下さい
あ、血圧測りましょう!
「127/87」良かった~正常!体温「36.6」
病室やら環境に慣れて来た
21:00までは食べても良いですが、それ以降は絶食です
お水は24:00迄摂って良いです
21:00に下剤2錠飲んで下さい

消灯前に夫が寄ってくれた
指輪を持って帰った

ナースから退院後すぐに好きな物(ジャンクやら)を食べて
腸捻転でまた入院して来る人が意外に多いと聞かされぞっとした
消化が良いものから食べて行かないとなーと思った

次は「手術当日篇」です