網膜剥離

 

2018年7月24日都市対抗野球大会決勝戦の日

大阪ガス×三菱重工神戸高砂

大阪ガスが悲願の初優勝を遂げる

 

また、7月24日は
21年使った冷蔵庫を買い替え

最短で納品される日であり自宅待機
 

右眼に異変

 

子供の頃から目の前にチラチラごみが浮いてるような

軽い飛蚊症がある


確か、中学生の頃、網膜裂孔によりレーザー手術の経験もあり
こんなもんなかと気になってはいるけど
友達が年齢とともに飛蚊症あるよ
なんて、話も聞いていてちょっと放置

 

夜、都市対抗野球の決勝戦をテレビで見る

テレビにすりごま黒が散らばってる感じに加え
墨汁が流れるのが見えた

座って見てるのが見えづらくて

横になって寝て見ないと見えづらい
 

テレビ壊れた???

いや、違う、右眼だけおかしい

左右交互にチェック

 

それでも加齢か、と思っていた

 

翌日もおかしいな、位で
寝て過ごす

 

金曜日、夫が休みで事もあろうに
岩盤浴に1日、しかも往復運転
見えにくいけど、大丈夫

車庫入れもできるし、運転もいつもどおり

 

この時はまだ、視野欠損の症状はなかった

 

土曜日、台風来るし午前中までのクリニック

患者さん少ないかな?
と、一人で近くの眼科へ
 

人は考えることはだいたい同じ

結構混んでいた

順番が来て、検査をいくつか

散瞳させて眼底検査もします

 

ん??? やっぱり尋常じゃない

 

先生の診察、切迫した空気が迫って来てキャンキャン叱られる
 

網膜剥離

 

絶対安静
 

もうだいぶ剥がれるから寝ること!!!

 

今すぐに手術してあげたいレベル!
 

待合室でお待ちください と言われ心細くも待つ

 

どんどん、視野欠損が広がる

右眼の左下から黒い水平線が迫ってくる感じ

 

心も曇って来る

どういうこと???

失明しちゃうのかな

いやいや、そんなことない軽いはず

勝手な思い込みや、感情が溢れてくる

 

一人で行ったのは加齢ですね、を期待して

 

夫に連絡

お迎えお願いします

どうやら、網膜剥離みたいで

瞳孔拡げてるし、裸眼で見えない

 

 

待ってる間、先生は他の患者さんをお待たせして

すぐに、網膜剥離の手術を受け入れてくれる病院を探していてくれた

 

感謝の言葉しかない

先生、ありがとうございます!

 

しかし、土曜日、電話受付で門前払いのようで
紹介状持たされ、月曜日朝イチで大学病院行くことを確認し帰宅

 

帰宅して今できる最善策、寝てると先生から電話
紹介状、差し換えしたいからファックスすると
だがうちにはファックスない(やめた)
夫が取りに出向いてくれた、感謝

 

日曜日、いつ入院しても良いように準備

新品の冷蔵庫に少しの食材

過去の経験から退院後の食事対策として

少し下処理等、、、

 

夫、激怒

そりゃそうなんだけど、自分が一番困るし

 

 

月曜日朝イチの大学病院
もちろん、一人で
受付で当然ながらお断り
紹介状あること、ムリは承知で来てること
自分で交渉1時間位
 

眼科受診へ

はじめの検査が終わると、すぐに車椅子に乗せられた
紹介状が見られたのかハイペースで
さらなる検査検査検査検査検査検査検査の嵐
初見の医師、山﨑先生は今週手術できる?
と、言いつつ電話してる


相手は執刀医となる薫(いさむ)先生
夕方余裕があり、今日手術しよう
今日手術出来て良かったです
遅れると失明しそうでした

 

11時ごろ、そう告げられた

 

今日は帰れるつもりもあったので準備なし
でも、指輪を外し、爪は切って

手術と入院には最小限に備えていた

 

あわただしく夫と母に連絡

 

手術のための検査
血液、肺活量(アスリート並笑)、胸のレントゲン、心電図、血圧

 

入院説明のため、外来でしばらく待っていた

不安な気持ちしかない

 

バタバタと病棟へ


夫は仕事を抜けてくれた、感謝

夫の顔見たら、お腹すいたーって安心した

でも、水分でさえも絶食

手術に備えて、時は向かっていた


夫が来てくれて、入院手続き説明など助かった

 

病棟に入ると、リストバンド
手術中のごはん→点滴
術着に着替えて待機

呼ばれるまで、30分毎4種類の点眼を5分おきに

 

ストロピン、ブロナック、オフミック、ガチフロ

 

夕方18時ごろ呼ばれて手術室へ車椅子で
入り口で夫、バイバイ
術式などの説明受けて、先生が帰っても良いよって言ったら帰ってねと申し送り

 

(本来は病棟の談話室で家族は待っていること、だったが

 病棟ナースの説明が不十分で夫はそのまま帰宅したそうです、、、)

 

ナースは足で開ける扉で中へ

ぼんやりみえる光景、何部屋かある手術室の廊下

ストレッチャーの上に誰が寝ている、、、起きた、、、執刀医だったようだ

 

本人確認して、麻酔の確認、ぐらぐらしてる歯はないかなどの確認
手術同意書の本人欄に日付、署名

 

助手に入った山﨑先生が右目に赤ペンで印付けて

手術室用の車椅子乗り換えて手術室の台まで


もう一度本人確認、台に寝る


血圧は自動で図りますね

酸素のマスクつけますね

点滴から麻酔入れてますね


眼を開けて、血圧どうですか?って聞こうとしたら

ビリビリ痺れたらもう記憶がなかった
 

今回は麻酔が掛かる瞬間を体験
声を出したくても出ない、、、

体の末端に無数に細い針を一気に刺される感覚が怖かった

 

20時過ぎ

 

名前をめっちゃ呼ばれ
毎度なんだけど、なかなか起きない


麻酔が切れたこと、手術が終わったことを確認
病棟に移動


夜中12時まで安静
術後4時間後から食事OK(五分がゆ)
でも、もー夜中 夜中0時頃、12時
あんなにお腹すいた~って思ってたのに
やめときます、って

精一杯の小さな声で答えた


点滴も入っていたしそう問題はない

酸素は2時まで(術後6時間)
麻酔の量にも関係すると思う
 

寝る体制はうつぶせ、少しなら左が下でも良い
うつぶせは24時間
ゴーグル付けてます

 

眼にSF6ガスをパンパンに入れて
眼球を安定させてる
硝子体切除手術硝子体茎顕微鏡 下離断術(網膜付着組織を含む)

白内障は温存

 

 

このガスが抜けたら退院できるらしい!

→実際、4割残で退院許可
 

病室と同じ生活を保てるならの条件付き
家事は少しだけ等も加わる

 

検査で見せてもらった画像では
まん丸眼球の真ん中に亀裂
亀裂が網膜が剥がれたところ

近視の人は眼が長いために
網膜が薄く剥がれやすいそうです

 

眼が真ん丸ではなく、楕円形
ゆえに、網膜が伸びやすい

 

先生たちに、してみれば
朝飯前の術式であっただろう

 

点滴もなし、あるのは自分で点眼
いろんな点眼を数時間おきに、5分おきに

病棟はヨレヨレと歩いて
ベットと御手洗い程度
 

診察は車椅子、風切ってる感じが良いね笑

 

入院計画書には8月13日とありおよそ2週間の入院
つまり、2週間うつぶせ

 

縫い付けたため、眼が痛くて痛いけど
2週間か3週間で溶けるはず
仕方ないです、と、、、

 

がんばるよ!

 

主治医は平成27年登録の若い先生です

専修医、、、