みなさんこんにちは。
禅ExcelのZENです。

今回は「表示形式」の「ユーザー定義」のうち
●24時間以上になった場合
の実務例をご紹介させていただきます。

「24時間以上になった場合」の必ず起きるケースはExcelで勤怠計算を行う場合です。
例えば下記のようにアルバイト等の勤怠管理表を作成し、末日で月の総労働時間を合計する時です。

セルF35には11月の時間内時間の合計を求めるSUM関数が入力されています。
「労働時間を合計したんだけれど計算結果がなぜか合わない・・・。」




実はこれは計算結果はあっているのですが、表示形式がおかしいだけなのです。
Excelの初期設定がそうなってしまっているのです。

ですので必ず表示形式を変えなければなりません。

[Ctrl + !]でセルの書式設定ダイアログを開き、[表示形式]-[ユーザー定義]を選択します。

「種類」の位置に

[h]:mm



表示形式を変えると下の表の様になります。

正しく「139:00」と表示されるようになりました。
(表示形式が変わっただけ=見た目だけ変わっただけで、もとの「19:00」と入力されたデータ自体が変わったのではありません。)



Excelで勤怠計算を行った時には必ず起きる事として、覚えておいていただければと思います。


ご参考にしていただければ幸いです。