みなさんこんにちは。
禅ExcelのZENです。

前回の記事で、「事前に空白セルがないか確認しておく。」と書かせていただきましたが、今回はこの「空白セル」の効率的な選択の仕方のご紹介をさせていただきます。

例えば、下記の表では所々空白セルになっています。
この時に、空白セルを全て選ぶにはどのようにしたら良いでしょうか?



Ctrlキーを押しながら、一つ一つ空白セルを選ぶと大変時間がかかります。
そのような時は

Ctrl + G】 ジャンプ機能

を使用します。

手順は
①表内の任意のセルを選択して[Ctrl + A]で表全体を選択


②[Ctrl + G]でジャンプ機能を呼び出し[セル選択]を選択


③[選択オプション]で[空白セル]を選択し[OK]


以上で、下記の様に選択された範囲(表の中)の空白セルを一気に選択する事が出来ます。

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これが実務ではどのようなケースに使われるか、一例をご紹介します。

各支店が予算案をExcelで作成するケース。
経営企画部が各支店に予算案を作成してもらうよう、フォーマットを送った時、その予算の一項目が「0」であると、その部分を空白セルにして提出する支店があったりします。

そのような場合は、取りまとめた後に(一応支店に「0」で良いか確認し)、全空白セルを上記の[Ctrl + G]で選択して、0を入力し、Enterで確定せずに、[Ctrl+Enter]を押して一括入力したりします。


ご参考にしていただければ幸いです。