みなさんこんにちは。
禅ExcelのZENです。

前回は「アクティブなセル領域」についてご紹介させていただきました。
この「アクティブなセル領域」を分かっていないと、実務で、特にデータベースを扱うときに上手くいきません。

実務では下記のような表をよく見かけます。
赤丸で囲った部分です。



アクティブなセル領域を判断する時は「隣接するセルがあるかどうか」です。

この例で表の任意のセルを選択し「Ctrl + A」を選択してみると




の様になります。
この領域が全てアクティブなセル領域となってしまいます。

簡単に言うと

注意書き:「←修正!」
単位表記:「単位:千円」
表の題名:「集計一覧表」

も、表の一部とみなされてしまう可能性があるのです。

今回は表は全て「100」という値で入力させていただきましたが、実務ではこの部分はデータベース形式になっていて、上記のように表に隣接するセルもデータベースの一部となり、うまく機能しなくなってしまうのです。

表としてうまく機能させるためには、隣接するセルには余計な入力をしないという事がポイントです。

解決方法の一例を簡単に説明させていただきますと、
「4行目とO列に行と列を挿入する」ことです。



表は表として独立させることです。
(挿入した行・列は非表示にします。)

前回と今回の記事ではセルの選択のショートカットの説明という点からはずれてしまいましたが、大切なことですので覚えておいていただけたらと思います。


ご参考にしていただければ幸いです。