みなさんこんにちは。
禅ExcelのZENです。

前回の記事では【Ctrl + A】をご紹介させていただきました。

ワークシート上の表内の任意のセルを選択して

【Ctrl + A】 一回で表全体を選択
【Ctrl + A】 もう一回でワークシート全体を選択

です。

Microsoftのヘルプ画面を見てみると

ワークシートにデータが含まれている場合、Ctrl キーを押しながら A キーを押すと、アクティブなセル領域が選択されます。もう一度 Ctrl + A キーを押すと、ワークシート全体が選択されます。

と書いてあります。

ここで「アクティブなセル領域」って何でしょうか?
表内のいくつかのセル内の値をDeleteして下記のような表に変えてみます。



ここでセルD6を選択して【Ctrl + A】を押してみると選択領域は下記の様になります。



これがアクティブなセル領域です。
セルD6と隣接しているセルをたどっていき、その上下左右のセルの延長線上の長方形で囲った範囲になります。

そして隣接するセルが途中で途切れるとアクティブなセル領域は



の様になります。

あるセルを選んだとき、[アクティブなセル領域]はどこなのか?はご自身で実際手を動かして【Ctrl + A】を1回押して確かめてみるのことが大切です。

「こんな虫食いの表、実際見かけることないよ。」
「アクティブなセル領域なんて確認しないよ。」

という方もいらっしゃると思いますが、次回はこの仕様を知らないことによって、実務でよく起きてしまっている例をご紹介いたします。


ご参考にしていただければ幸いです。