初めてのExcel関数 -21ページ目

初めてのExcel関数

    Excel関数を判りやすく解説します♪

例)セルA5A1A4の合計を求めます。


     A     B

  ┌─────┬─────┬─

 1│     1  │       │

  ├─────┼─────┼─

 2│     2  │       │

  ├─────┼─────┼─

 3│     3  │       │

  ├─────┼─────┼─

 4│     4  │       │

  ├─────┼─────┼─

 5│ ???  │       │

  ├─────┼─────┼─


 方法は、3通りあります。

 () =1+2+3+4   …見たままの数字の式を作る。

 () =A1+A2+A3+A4   …セル参照の式を作る。

 () =SUM(A1:A4)    …関数で式を作る。

              (関数の意味・記述の方法は、後日解説します)


 それでは…それぞれの違いを比較して見たいので

 セルA5()の式を、セルB5()の式を、セルC5()の式を

 それぞれ入力してください。

 (入力方法がわからない方は、=から続く式をそのままコピーして下さい)


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 どの式も、答えは「10」になっていますね?!


 まず…セルA2の値を「5」に変更してみて下さい。

 数値を変更する事は、日常よくある事ですね?!


 ()の方法だと、答えは「10」のままです。

   これを直すには、式の中の「+2」を「+5」に修正しなければなりません。

   修正してみて下さい。「13」になりましたね。

 ()()の方法はどうでしょう?

   きちんと正解が表示されていますね?!

   これは、Excelが値を自動修正して再計算したからなのです。


 では次に、セルA2を削除してみてください。


 ()の方法だと、答えは「13」のままです。

   これを直すには、式の中の「+5」を削除しなければなりません。

 ()の方法は、[エラー]表示になりました。

   ([エラー]表示の意味は、後日解説します)

   これは、参照していたA2が存在しなくなったためにエラーになりました。

   これを直すには、式の中の「+A2」を削除しなければなりません。

 ()の方法はどうでしょう?

   きちんと正解が表示されていますね?!

   これは、Excelが式を自動修正して再計算したからなのです。


 関数を使用して式を作った場合、このように、Excelが式を自動修正してくれる

 場合もあり、また自動修正できなかったとしても、式の編集が大変楽になります。


例は、単純な計算式のため、さほどメリットは感じませんが

中には、関数を使わずに計算する場合、複雑な式を要するものもあります。

その場合、関数を使う事によって、式がスッキリするだけでなく、

式の管理や編集も楽になります。