先日、夫と一泊二日の旅行をしました。
夫はSuicaを持っていません。
これまでに何度も説得したのですが、いまだに現金派。
なので、えきねっとで新幹線の切符を手配するときには、乗車券も最大限つけました。
行きは、自宅最寄駅~JRで最後に降りる駅までの乗車券。
帰りは、新幹線を降りたらいったん改札を出て夕食にしようと決めていたので、JRで最初に乗る駅~新幹線を降りるまでの乗車券。
そんな旅行中の家計簿から、乗車券のない区間で支払った交通費の部分だけ取り出してみました。
【もくじ】
- 切符を買っている間に、電車が行ってしまった…
- 切符を購入したお金は「臨時積立」から
- モバイルSuicaで支払うはずが現金に…
- 電車の運賃は現金のほうが高い?
- Suicaにチャージするお金はどこから出す?
- 大事なのは「どこからお金を出すか」と、もう一つ
切符を買っている間に、電車が行ってしまった…
私は、モバイルSuicaを使うようになってから、もう何年もたちます。
なので「切符を買う」という習慣がすっかりなくなっていて、スマホ片手にいきなり改札に入ろうとしてしまいます。
そんな私を夫の一言が止めます。
「切符買わなきゃ!」
そうだった……。
夫はSuicaを持っていないのです。
切符を買っている間に、乗ろうと思っていた電車が行ってしまいました
切符を購入したお金は「臨時積立」から
「旅行費」は、すべて「臨時積立」のお金から支出することにしています。
なので、現金で切符を購入した場合は「臨時用現金」から、Suicaを使った場合は「○○銀行(臨)」からお金を出します。
🟥赤枠の部分
現金で切符を買った場合は、「移動元口座」で「臨時用現金」を選ぶだけです。
🟦青枠の部分
Suicaを使う前、「○○銀行(電)」と「電子マネー」(ここではSuicaとWAON)の残高合計は0円です。
🟧オレンジ枠の部分
「臨時積立(臨時用現金)」が200円減っています。
- ○○銀行(や):やりくり費の口座
- ○○銀行(生):生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ):カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振):口座振替用の口座
- ○○銀行(臨):臨時支出用にお金を積み立てている口座
- ○○銀行(ポ):値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電):電子マネーにチャージするお金の口座
※○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
Suicaの場合は、いきなり「臨時積立」からお金を出すことができません。
なので、Suicaからお金を出してから、「臨時積立」で調整します。
🟥赤枠の部分
まずは「移動元口座」で「モバイルSuica」を選びます。
🟦青枠の部分
Suicaで199円支払ったので、「○○銀行(電)」と「電子マネー」(ここではSuicaとWAON)の残高合計は199円減りました。
🟧オレンジ枠の部分
「生活費(Suica)」「臨時積立(臨時用現金)」から、それぞれ199円と200円が減っています。
- ○○銀行(や):やりくり費の口座
- ○○銀行(生):生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ):カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振):口座振替用の口座
- ○○銀行(臨):臨時支出用にお金を積み立てている口座
- ○○銀行(ポ):値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電):電子マネーにチャージするお金の口座
※○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
Suicaは「生活費」に入れていますが、本当は生活費でも臨時積立でもありません。
なので、Suicaを使ったら、生活費でも臨時積立でも、その支払いの目的に合わせて、本来出すべきところからお金を出します。
今回は「旅行費」なので、Suicaで支払った199円は「臨時積立」から出すことになります。
🟥赤枠の部分
「○○銀行(臨)」から199円を出して「○○銀行(電)」に移動します。
🟦青枠の部分
「○○銀行(電)」と「電子マネー」(ここではSuicaとWAON)の残高合計が0円になります。
🟧オレンジ枠の部分
Suicaで支払った運賃も「臨時積立」から出すことができました。
- ○○銀行(や):やりくり費の口座
- ○○銀行(生):生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ):カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振):口座振替用の口座
- ○○銀行(臨):臨時支出用にお金を積み立てている口座
- ○○銀行(ポ):値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電):電子マネーにチャージするお金の口座
※○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
モバイルSuicaで支払うはずが現金に…
翌日、朝一番の移動はタクシーでした。
モバイルSuicaで支払うつもりでいたのですが、到着寸前に電話が。
出ないわけにいかない相手でしたので、あせりながらも電話に出たら、思いのほか長くなり……。
仕方なく夫が現金で支払いました。
ほんとはカードで支払ってほしかったんですけど、伝えることができず。
家計簿では「臨時用現金」からお金を出しました。
🟥赤枠の部分
現金で支払ったので、家計簿では「移動元口座」で「臨時用現金」を選びました。
🟦青枠の部分
Suicaを使わなかったので、「○○銀行(電)」と「電子マネー」(ここではSuicaとWAON)の残高合計は0円のままです。
🟧オレンジ枠の部分
「臨時積立(臨時用現金)」が1,100円減っています。
- ○○銀行(や):やりくり費の口座
- ○○銀行(生):生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ):カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振):口座振替用の口座
- ○○銀行(臨):臨時支出用にお金を積み立てている口座
- ○○銀行(ポ):値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電):電子マネーにチャージするお金の口座
※○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
電車の運賃は現金のほうが高い?
タクシーを降りた後の移動はすべて電車。
前日の分も含め、乗車券のない区間で支払った運賃は、すべて現金で切符を買った時のほうが高い金額でした。
🟥赤枠の部分
現金で切符を買った時のほうが数円高い金額でした。
🟦青枠の部分
Suicaを使っても、「○○銀行(電)」と「電子マネー」(ここではSuicaとWAON)の残高合計が0円にキープできています。
🟧オレンジ枠の部分
Suicaを使っても、すべて「臨時積立」からお金を出すことができています。
- ○○銀行(や):やりくり費の口座
- ○○銀行(生):生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ):カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振):口座振替用の口座
- ○○銀行(臨):臨時支出用にお金を積み立てている口座
- ○○銀行(ポ):値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電):電子マネーにチャージするお金の口座
※○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
さて、今回はSuicaの運賃のほうが安かったのですが、Suicaのほうがいつでも安い運賃なのかな?と気になったので、ちょっと調べてみました。
SuicaなどのICカード運賃は、現金運賃を超えないことが基本とされているようですが、現金運賃より高くなるケースもないわけではないようです。
現金とICカードのどちらが安いかを自分で計算することはできないので、気になる時は、乗り換えアプリなどで調べるしかなさそうです。
消費税率引上げに伴う公共交通運賃(鉄道、バス)への1円単位運賃(ICカード利用)の導入について(国土交通省 平成25年10月29日)
Suicaにチャージするお金はどこから出す?
さて、私のモバイルSuicaは、帰宅後いつも、残高が2,000円になるようチャージしています。
モバイルSuicaで、2日間で使った運賃は784円
Suicaなどの電子マネーにチャージするお金は、「○○銀行(電)」から出すことにしています。
チャージするお金は、まだ何費になるかわからないお金です。
なので、チャージの際はいったん「○○銀行(電)」から仮にお金を出しておいて、実際に運賃など支払いに使った時に改めて、出すべきところからお金を出すのです。
でも、実際は「○○銀行(電)」から直接チャージすることはできないので、まずはクレジットカードでチャージします。
🟥赤枠の部分
「移動元口座」を「クレジットカード」、「移動先口座」を「モバイルSuica」にします。
🟦青枠の部分
クレジットカードからモバイルSuicaに784円が移動したので、「○○銀行(電)」と「電子マネー」(ここではSuicaとWAON)の残高合計が784円増えています。
🟧オレンジ枠の部分
「借入(クレジットカード)」から、「生活費(モバイルSuica)」に784円が移動しています。
- ○○銀行(や):やりくり費の口座
- ○○銀行(生):生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ):カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振):口座振替用の口座
- ○○銀行(臨):臨時支出用にお金を積み立てている口座
- ○○銀行(ポ):値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電):電子マネーにチャージするお金の口座
※○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
クレジットカードでチャージしたら、家計簿でカードの支払日用にお金を取り分けるときに、「○○銀行(電)」から「○○銀行(カ)」にお金を移動します。
🟥赤枠の部分
「移動元口座」が「○○銀行(電)」、「移動先口座」が「○○銀行(カ)」です。
🟦青枠の部分
「○○銀行(電)」と「電子マネー」(ここではSuicaとWAON)の残高合計が0円に戻っています。
🟧オレンジ枠の部分
この日使った運賃2,275円はすべて、「臨時積立」から出すことができました。
- ○○銀行(や):やりくり費の口座
- ○○銀行(生):生協の支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(カ):カードの支払日用にお金を取り分ける口座
- ○○銀行(振):口座振替用の口座
- ○○銀行(臨):臨時支出用にお金を積み立てている口座
- ○○銀行(ポ):値引き・割引き・ポイントなどを貯める口座
- ○○銀行(電):電子マネーにチャージするお金の口座
※○○銀行の残高を家計簿上で複数の用途に分けています。
大事なのは「どこからお金を出すか」ともう一つ
さて、こうやって細かくお金の流れを記録していると、「どこからお金を出すか」を考えることは本当に大事だなと感じます。
そして、それを繰り返していくと、もっと大事なことに気づきます。
それは、 「お金を出そうと思ったとき、そこに充分なお金があるか」 ということ。
失敗して考えて、また失敗して考えて、予算組みはだんだん上手になってきました。
まだまだ失敗することがありますが、それでも、ここまで身についたことを、昔の私に即効教えてやりたいです
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