だいぶ日にちが経ってしまったが、続編を書きたいと思う。うれしいことにこんなヘタクソな文章を読んでくれる方が何十人もいらっしゃり、ほんとうにうれしい限り。
前回は熱血信頼こそすべて先生!の話をした。これだ!と思った自分はとにかく信頼を構築することを最優先事項に据え置いた。論理はカンタン。中学や高校のとき、あの先生好きだなぁなんて引き付けられた先生がいるという人は多いだろう。その先生の言うことの影響力やいなやすさまじいものを持っていたはずだ。それは圧倒的な信頼のもと=魅力から成るカリスマ力でグングン導いてゆけるのである。それと同じことをすれば間違いなくついてきてくれる!と確信した。
そこから信頼を置いてもらうことを第一に据え置いた授業が始まった。雑談からなにからできることはなんでもした。80分という限られた時間の中で、その半分以上を雑談に使ってしまったこともあった。またその子のお悩み相談に80分まるまる投じたこともあった。完全に給料ドロボーなのである。しかし、こういった回もあってもいいのではないかと思う。それによって信頼してもらえれば後はこちらのペースで進めていけばいいからだ。
さてそんなところで実績は?と聞かれるだろう。この一年(2年目)の自分の成績はこうだ
高3(高卒認定試験)数学、英語、現代社会 合格☞見事専門学校への進学が決定
高2 英語 代ゼミ偏差値62→73
高3 英語 10月センター模試60点→11月センター模試100点越え 11月半ばの京都の中堅大学に公募推薦で合格(第一志望)
特に最後の子は自分で言うのもなんだが、スーパーウルトラ&ミラクル大逆転合格だった。
10月に塾長から電話がかかってきて、いまから高3生をもってくれないか?とのことだった。しかも偏差値は30台、センター模試では1度も100点を超えたことがなかった。もう一方の数学は偏差値が45と、まだ救われる(?)状況だった。この崖っぷち状態から合格までこぎつけることができた。まぁ英語の指導方針についてはまた後日触れることとしよう。
とにかく、生徒との信頼関係を大切にやってきた1年の成果をどう評価するかは人によって違うだろう。塾長からは「圧倒的だ」とのお言葉を頂いた。もちろん鼓舞する意味を含んでいるのかもしれないが、もう十数年も教室長にそんな言葉を頂けるなんで思ってもなく、めちゃくちゃうれしかった。
まるで自分の成果に浸っている自慢話のようになってしまったが、信頼という目に見えない力は確実に存在する。さて信頼が大事だと何度も言っているわけだが「信頼」ってどうすれば得られるのだろう?
まぁいろいろあるだろうが、自分のやっていたことをいくつか紹介したいと思う。というか自分は3冊くらい本を読んで勉強しました(笑)参考になれば幸いです。
・目を見て話すこと
・圧倒的な英語力を見せつけること(圧倒的な知識量の差を分からせる)
・好きなことやハマっていること、好きな芸能人などをリサーチし勉強しておく(話のネタにするため)
・機敏にそのときの様子を察知する(今日は元気がなさげだ、、なにかあったのかな?など)
・これとこれとこれをやれば成績は伸びる!と言ってあげる。(モチベーションになる)
・授業中の雑談時間をもったいないと思わない。3割は雑談でもいいと自分は信じている。(もちろん受験直前期など時と場合を考慮する必要はある)
・軽いボディータッチをする。よくできたときに軽く肩をトントンや拳ハイタッチなど。ただしこれは信頼関係がある程度できてからの話。そうでないと逆に気持ち悪がられたりもするので危険。
・意識的にたくさんめに笑う。きちんと反応をすることが大事。特に受験直前期は本人の顔も硬直しがち。なので緊張と緩和の波を作りながら授業をするという意味で。
・授業で扱った同じ問題のテストを作る。キチンと復習さえすれば取れるテストなのでそれで高得点を取ってもらいモチベーションにする。あくまでも点数を取らせるテストを作ることが大切。
とこんな感じ、、少しずつ取り入れていって今では無意識でできるレベルまで上がってきました^^
自分もやればここまでできるんだ!と逆に教わりました。本当にありがとう。指導してくださった塾長や生徒のみなさんには感謝しています。
今日はここまで!次回は英語の指導方針についてじっくりとお話ししたいと思っています。ではまた^^
