またもや電車の中の男子高校生の会話。
なぜでしょうね。
まるで高校生の話を集めて回ってるようで、
申し訳ないのですが、
へー! そーなんだあ〜
と思える話が、
どうもこの世代のお喋りらしいので、
どうぞ気持ち悪がらずに、
ご勘弁を。
ということで、
朝の高校生の会話から。
電車の中。
今どきの高校生たちが、あっちこっちで喋ってます。
夏休み明けということもあって、
なんだかハイテンション。
若い〜。
うるさいくらいです。
その中の一人が、
おそらく少し離れた場所にいるのであろう女の子のことでしょうが、
こんなことを言い出しました。
「あんな子が好きな男子ってさあ・・・」
ああやはり高校生。
恋の話ですね💖
なんて思ってると、
遮るように別の男の子の声がしました。
「男子とはかぎらんやろ。女やから男が好きとか、男と女とか、決まってないやろ」
一瞬、しん、と空気が止まりました。
すると、さっきの言い出したであろう男の子の声。
「え、で、でも、普通・・・」
かなりうろたえながらも、
なんとか反論しようとしています。
そこに先ほど遮った男の子の声が。
「おまえ、今度うちのクラス、〇〇に行くやろ。
何聞きに行くのか、わかってんのか。
そういう時代やないって、勉強したんと違うんか」
途切れ途切れなので、どこに行くのか、何を聞くのか、その辺はわかりません。
ただ、沈黙していた周囲の男の子たちも、
茶化すことなく、無視することもなく、
「そうやな」
「そうだ」
と、重く受け止めて、
うなずいているようでした。
最近私の気になる話が、
高校生やそのあたりの年代の子達のお喋りなのが
なぜなのか、
少しわかったような気がしました。
ずっと、
「普通」
「みんなと一緒」
「どうして違う」
そうした言葉を呪縛のように感じながら
生きてきた人にとって、
今のこの子達は、
希望
なのかもしれません。
今の教育、なんだかんだと言われてますが、
少しずつでも
芽吹いて、
育ってます。
素敵です。