希少な裏DVD

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イタリア中部沖で豪華客船コスタ・コンコルディア(乗客乗員約4200人)が座礁し11人が死亡した裏DVD 事故で、生存者の中に、1912年のタイタニック号事故に遭った乗員の遺族が含まれていることが18日、ANSA通信などの報道で分かった。ちょうど100年前の惨事で犠牲になった大伯父のことを祖母から聞いて育ったというイタリア人女性(30)は「(大伯父の)体験がよみがえったようだった」と恐怖を振り返った。

 イタリア南部アベリーノ出身のバレンティノ・カプアノさんは、男のきょうだいのアレッサンドロさんとともに、100年前に親族が見た悪夢を追体験した。大伯父のジョバンニさんは、25歳のときにイタリアからロンドンに移住し、ウエーターとしてタイタニック号に乗り込み、沈んだ船と運命を共にした。米国に移住するのが夢だったという。

 祖母のマリアさんから大伯父の悲劇を聞かされていたバレンティナさんは救出されたものの、いまも事故を思い出すと興奮して動悸(どうき)がするという。「(大伯父の)体験がよみがえったようだった」と振り返っている。ANSA通信の記者は、記事で「いつの日か彼女も孫たちに、このひどい体験を語る日があるだろう」と記した。

 18日付のイタリア有力紙「ラ・レップブリカ」で、バレンティナさんは「タイタニック号の時は、イタリア人の大伯父が移民だったように、今回もアジア系の移民がボーイとして働いていた。乗客を救命ボートに乗せる手助けをしていた彼らは助かったのだろうか…」と話している。

 また、この船が乗客や島民を喜ばせる「壮大なショー」を演出するため、ジリオ島のすぐ近くをたびたび航行していたと、島民らが17日までに証言した。島民らによると、毎年複数回、豪華客船が汽笛を鳴らしたり、多くの照明を点灯したりして島に接近。乗客のほか、島民や島を訪れた観光客に人気だった。

 地元紙はこの船が昨年8月にも、甲板の照明をともして島のすぐ近くを通過したと報道。島のオルテッリ村長はその直後、船側に「素晴らしかった」と感想を伝えていた。

 現地メディアによると、島から約150メートルまで近づき、船を座礁させたスケッティーノ船長(52)は事故直前に島出身の給仕長を呼んで「見ろ、君のジリオ島だ」と言ったとされ、給仕長に故郷を見せようとして接近しすぎたとの見方が強い。

 沿岸警備隊は18日朝、船が高波で動いたため行方不明者22人の捜索を一時中断した。

 ◆タイタニック号沈没事故 20世紀初頭に建造された英国籍の豪華客船タイタニック号が1912年4月14日の深夜、北大西洋のニューファンドランド沖を航海中、氷山に接触し、翌日未明にかけて沈没。乗員乗客合わせて約1500人が亡くなった。当時の最先端技術を駆使し、不沈船と呼ばれていた客船の海難事故は欧米社会に衝撃を与えた。大変やな。