母は、2こ下の弟を産んだ後ガンになったらしい。

手術をして、ガンはなくなったけど
甲状腺を半分以上切除した影響で
私が物心つく前から、統合失調症だった。







いろいろあって、ホントに辛くて
私は20歳で家出した。


それから2年。

私は妊娠したけど、赤ちゃんが育たず流産。
その時に辛くて辛くて、母に電話した。



さらに、それから2年。

母の妹、私の叔母から電話がきた。

母が自殺未遂で入院してると。
7回目の入院だと。







父と母は、できちゃった結婚だったらしい。

でも、そのできちゃった子供は
生後1ヶ月で病死。

それが私の兄らしい。




それから私が産まれ、弟が産まれ
4人家族で生活してた。


統合失調症の母は、とにかく父方の祖母と
父のことを憎んでた。

いつもいつも、私が母から聞く話は
祖母と父の悪口だった。



薬を大量に飲んで自殺未遂をはかった母は
いざ4年ぶりに会ってみたら
薬を多量に飲んだ影響で
呂律がまわらなくなっているにも関わらず
相変わらず父の悪口ばかり言っていた。

悪口が終わると、
父が病気になり、目があまり見えなくなって
仕事がままならなくなったので
実家を売却すると言われた、と。

 

母にとって、実家は
大事な物をとっておく為の大事な宝箱だった。


それがなくなる。
しかも父のせい。


もう父と暮らすのが辛い。
だから、死んでしまいたい、と。







私は父が大嫌いだった。


母のことが好きだったのか
今となってはわからないけれど、
その時はとにかく母に生きて欲しかった。




だから、父と離れて私と暮らそうと
母に言った。


ただし、条件が3つ。

・病院で紹介状を書いてもらうこと
・荷物は最小限にすること
・父に私と暮らすから、出ていくと伝えること







守ってくれたのは、紹介状だけだった。


母は言いにくいだろうと思って
私から話すよ、と
実家にわざわざ帰ったのに。


自分で話すから、父と会うな。

母にそう言われて、おとなしく帰らなきゃよかった。










結果、父は
私に捨てられ、母に捨てられ
いらない人間だと思ってしまった。















辛い思いばかりさせて、ごめんねお父さん。