震災の傷跡が深く深く日本に残っています。
日々報じられるニュースに耳を傾けずにはいられません。
皆、震災の傷跡から逃げずに立ち向かっている姿に
自分は何ができるんだろうと思っていました。
もちろん、救援物資の提供、募金は当たり前です。
「祈ります」・・・そんなのは他人事です。
海外の方から祈ってもらえば十分です。
今はそれしかできないのか・・・
どうしても悲観的になってしまいます。
そんな時、こんな言葉に僕は「はっ」としました。
「被災者は今戦っている、非被災者も今と戦ってほしい、
 日本の今(経済)を支えているのは非被災者なのだから」と。
そうだ、我々は今の日本を支えていかなければならないんだと
思いました。
経済が潤えば、それだけ復興も早くなるでしょう。
円高、株安・・・色んな向かい風が吹く中、
より一層、懸命に働いていくことが
今の我々にできることなんだと実感しました。

ギリギリで頑張っている被災者の方に「頑張れ」なんて軽い言葉は言えません。
原発の鎮静化に向けて命がけで現場で戦っている方々もいらっしゃいます。
そんな今、伝えられるメッセージは、
「一緒に戦いましょう、そして一日でも早く復興させましょう」
です。